VAIO VGN-FW70は今でも現役
VAIOの初代ノートPCを購入してから一貫してVAIOブランドのパソコンや周辺機器を購入してきた自分としてはVAIOが(というかパソコン製品が)がSONYとして収益に貢献できる事業でないと見切りを付けられ、事業部ごと売却されてからは何故か魅力を感じなくなり、ピタッとPCの購入が止まってしまった。
最初に購入したのは初代VAIOノートはマグネシウム合金でできた筐体やそのスリムなデザインが当時はビビッときて、即買いしたことが思い出されてくる
その後もノートPCを3機種、デスクトップタイプを1機種購入して最後に購入したのはノートパソコンのVGN-FW70DBという地デジやらブルーレイやら何でも付き付きの大型ノートPCでした。
実は今でもこのノートがブログ主のメインマシンとなってます。(笑)
発売日は2008年7月19日。11年以上経ってますが、WINDOWS10で動作してとても快適に動きます。というのも
- ハードドライブはHDDはSSDに換装
- CPUはCore 2 Duo P8400(2.26GHz)⇒P8800(2.66GHz)に換装
- メモリーは2GB⇒4GBへ増量
とそれなりに部品交換と追加をしているからでしょうか?
ノートPCとして使ったり、外部ディスプレイと外部キーボード繋いだりとフレキシブルに使ってます。
2~3年前から中古品がヤフオクで本体3000円程度で購入できるようになったのでFW72、FW73、FW74を購入して主要部品の寄せ集めで2台組んでます。
全てSSDに換装しているのでWINDOW10が信じられないぐらい快適に動きます。
同じシリーズのマシンを何故集めてリビルドするのかと言えば理由は3つです。
- 内部を分解してみたかった(笑)
- 外部メモリスロットSD、メモリーステックが標準装備
- 本体が急に故障しても同じマザーボードでSSD入れ替えで直ぐに使える
基本的にHDDやSSDのバックアップは敵的に取る人間なのですが、本体が壊れたときに使っているソフトのインストールやシステム環境を組みなおすのが面倒なので、SSDだけ入れ替えれは良いのが一番の理由なのです。
リビルドした1台は実家で活躍していることでしょう。そして、もう一台は自宅のリビングで家内用として稼動。
CPUが一番早いPCは2階の書斎で自分用として使ってます。
というか今回はPCの紹介ではなく、マウスの修理の話でした。(爆)
VAIOマウスは逸品
ずっと使い続けているマウスの紹介をします。
- 型式:VGP-BMS33
- 価格:8000円ぐらいだったような...
- 仕様:Bluetooth Ver.2.0+EDR 800dpi
- 体格:幅(54)x高さ(32)x長さ(125) mm 110g
気に入っている点は体格なのです。今時のマウスと比べると幅が細くて長細いので手の平を丸くして握るというよりは、手を伸ばしたまま添えるというポジショングとなります。
この掴んだ感触が同じとなるような他のマウスを探してみたのですが、今だに巡りあいません。そして電池を入れた状態でずっしりと重いのも特徴的です。
職場でも他のマウスを使ってますが、マウスでの微妙な位置あわせ、素早いクリックは慣れ親しんだVAIOマウスが一番シックリときます。但し、2009年には販売中止となり、もう買うことはできません。
ついに寿命が来た?
ここ1ヶ月ぐらいはコロコロ部分の調子が悪いです。下側に回転させると調子いいのですが画面を上にスクロールさせると動きが途端に悪くなります。
上側にコロコロ回転させると、いい音させて回りはスムーズですが、2歩上に上がって1歩下に下がるような画面の動きが発生します。上側のコロコロがセンサーで上手に感知できてないようです。
基本は分解清掃
もう10年以上使ったし、耐久性が凄くあることも確認できたので永眠させてあげたい気持ちもありました。
でもお気に入りのマウスだし、分解清掃で復活するかも...と淡い期待をこめて作業に入ります。新型コロナの緊急事態宣言でどこにもいけない時間が分解作業へと誘います。
なぁ なんと!分解しようとしたらいきなり壁にぶち当たりました。ヘックスローブレンチが必要なネジ山でした。
しかもサイズはT10以下のネジ山サイズ T10より下なんて持ってません。分解だけのために追加で工具買うのも変なんで、力任せに樹脂部を破壊しました。分解しなければそのまま廃棄処分だったので、中身が見れればそれで良しと割り切っての破壊分解です。
どこが壊れているのか調べる前に、まずは清掃から始めます。 バイクメンテも洗車から始めると、アレ!?っていうところが目に付きますので....
10年以上前のBluetooth方式が採用され始めた頃のマウスなので内部の基盤が2階建てだったり、使っているチップが多いのなんの...
今時のBluetoothはワンチップされているのでこんな中身は詰まっていませんよ!
10年間の埃と垢がコロコロの軸部分にこびり付いてますので掃除します。それにしても汚いです。
掃除機とアルコール消毒を念入りに行います。そしてコロコロのシリコンゴム部を外します。
ついでなのでキッチンハイターでシリコンゴムを漂白します。少し綺麗になりました。
今話題の次亜塩素酸ナトリウムもキッチンハイターには入ってます。
綺麗になったところでリビルドを開始します。
さて故障部分の観察をはじめましょう。まずは電池入れてからコロコロ動作と画面見ながらおかしな動作をする部位(ローラー内部)をじっくり観察してみると、『あれ?』 誤動作しないぞ... なんと掃除だけで復活しちゃったようです。
ネジ部を壊したのでどうやって修復するか迷いましたが、もう二度と開けない覚悟で接着材を使いました。クランプ圧接して一晩寝かします。
さて、後何年働いてくれるのでしょうか? 無理に分解した傷がちょっと残念(笑)
バイクでも家電でも分解修理は結構楽しいかもね~(変な趣味)
バイクでも家電でも分解修理は結構楽しいかもね~(変な趣味)
大変参考になりました。私はT7で片方は外せましたが、もう片方はどうしてもかみ合いませんでした。
返信削除仕方なく半田ごてをねじ部分にあてて取り外しました。
確かに掃除だけでも改善できたようです。
Unknown様
削除このVAIOマウスの記事を見てくださった方がいたなんて感激です。あまりに古いマウスなので、使ってるユーザーがいるとは想定せず自己満足的に書いた記事でした。
コメントもらえるとブログを続けるモチベーションが維持できます。読んでくださっってありがとうございます。
VGP WMS21の分解でこちらにたどり着きました。
削除やはり分解は難しいのですね。
ゴミが詰まってるようで左クリックが効きません。
困りました。( ;∀;)
marimari123様
削除分解は一般家庭にあるような工具ではネジが回せないのが辛いところです。
工具さえあれば、ネジ緩めて簡単に分解可能ですが...
工具買うより新しいマウス買った方が対費用効果が高いかと思います。
とは言え、このVAIOマウスのデザインや手のフィット感は素晴しいので
延命させたい気持ちは凄く分かります!
コメントありがとうございます。
返信削除1.27の六角レンチを買いましたが、合わなかったようで
結局小さいプラスドライバーで開けたようです。
分解したのは父です。
接点復活剤を大量にかけたので
中は油とゴミまみれだったようです。
掃除はしたらしいのですが、スイッチが死んでるといってます。
まだ頑張るつもりらしいです(>_<)
お父様の頑張りで何とかスイッチの接触部が復活することを願ってます。古い物を大切にする気持ちは自分も良くわかるので上手くいって欲しです。
削除スイッチの一つは死んでいたようです。一つは生きていたようですが、アルコールのお風呂に入れた後乾かすのが足りなかったようで、動かない!と言っていました。
返信削除結局家にあったスイッチに交換して、高さが足りないので何か盛ったらしいです。
中身もきれいになり、快適に動作していると喜んでいます。
ダイソーで買うといっていたけど、買わずに済んだようです。
スイッチの上に何を盛ったのかわかりませんが、少し柔らかい気がします。
??大丈夫かな。
今回は、ごみを取る前に接点復活剤をかけてはいけないことを学習しました。(>_<)
ありがとうございました。
marimari123様
削除なんとしても復活させようとする意気込みが感じられました。
古いパソコンや周辺機器が使い捨てのように扱われる中で
marimari123さん宅のVAIOマウスは今後も可愛がられて
幸せだと思います。
私は古いバイクも好きですが、手を掛けて修復して
いくに従って工業製品に感情を注ぐようになる
悪い癖があります。(笑)
お互い末永くVAIOマウスを可愛がりましょう!
長生きしてくれることを祈ります。
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