入院8日目 アスペルギルス



確定診断と無用の点滴終了!

今日からは点滴がありません。うれしいですよ! ただ病状が治ったからじゃないんです。点滴をしない理由は私の肺炎(肺の炎症)は抗生物質では治らないと分かったので...
ただそれだけの話です。

内視鏡で肺の内部に詰まっていたのを病理検査した結果、先生曰く『アスペルギルスという真菌が見つかりましした。』という説明をしてくれました。

今回の肺炎の原因はアレルギー性気管支肺アスペルギルス症により肺の中で好酸球(白血球の一種)が粘膜栓となり肺を詰まらせていたとのこと。

この粘膜栓等は内視鏡で取れる分はとったが肺の細部に入り込んだすべてを取り除くことはできないので、今後は錠剤により炎症を取り除く治療に変えるとのこと。

アスペルギルスは真菌の一種で、生活環境のあらゆる場所に存在しています。今回はこの菌にアレルギー反応を起こしたのですがなぜ肺に住み着いたのか?

まだ詳細は私の知識では分かりませんが健康な状態ではカビを吸い込んでも免疫機能で跳ね返して体から出すことができます。 しっかり咳き込んで肺から大きな流速ではじき出すこともできます。

但し、体力低下、ストレス、加齢等で免疫機能が落ちている状態で吸い込むと体に入って(住み着いて?)発症するようです。自分の場合はアレルギーとして発症したようです。


まずはプレドニン

6/2(金)からステロイド系の強いお薬『プレドニン』の内服を開始します。
朝1回5mg×6錠=30mg です。

プレドニンは副作用が心配です。また、同時に免疫機能も低下させてしまうので真菌のアスペルギルスに対しても良くないのでは? と素人ながらに考えてしまいます。

今後の治療方針

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の治療方針は下記です。


  • ①まずは肺の炎症をプレドニンで抑える。
  • ②副作用が出れば、都度対処していく。
  • ③プレドニンは飲み続ける必要があるので免疫低下の体質となる
  • ④上記③の為、埃や風邪 その他感染症の危険がある場所へは極力行かない


ってな感じです。

血液検査でアスペルギルス抗体値、好酸球、好中球、CRPを観察しながら、退院後もしばらく通院が続くでしょう。

あと3~4日入院は続きますがプレドニンの効果見極め、 副作用有無確認と対処、 最終血液検査の為だと理解しています。

明日からブレドニンを飲み始めます。投薬前のX線写真昨日とほぼ変化ないように見えます。
右下が白く映ってます。



Sp02値:96 (←ほぼ問題ないレベルです)
微熱なし

PS.この日は夜になって2組のお見舞いがありました。 職場の二人(NKさん、KMさん) と 親友一人(Mさん)です。

体だけでなく、心も病んでいる状態?だっとので とても嬉しかったです。

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