インマニのマップセンサーは煤まみれ V40

クリーンディーゼルエンジンと煤


マップセンサーはガソリンエンジンやディゼルエンジンのインテークマニホールドに組み込まれたセンサーです。

インマニに流れる空気圧や温度を検知して正しい燃調を維持する見張り役!

但し、クリーンディーゼルエンジンは排ガスの一部をインマニに戻し、排ガス内部に含まれる煤をシリンダー内部で再燃焼させることで可能な限り煤を減少させてます。

それでも残った煤はマフラー出口から大気に放出されるまえに、DFP(Diesel Particulate Filter)で集塵されます。

排気ガスに含まれるPM(Particulate Matter)を捕集し、自動的にPMを燃焼(DPF再生)処理する装置です。

但し、DPF性能は永遠ではなく、チョイ乗り(短距離のストップ&ゴー)を頻繁に行うと一気にDPF内に煤がたまり、DPFを新品に交換することになります。

我が家のV40は定期的に長距離を乗る機会があるので、9万キロを超えていますがDPF再生はそれほど頻繁に発生してませんが、いつか新品交換が必要となることでしょう。

さてそんなウンチクよりも、インマニにどの程度煤が溜まっているのかを調べたくなったのでマップセンサーを取り外して見てみることにしました。

マップセンサーが酷いことに...

我が家のVOLVO V40のインマニから取り外したセンサーです。
酷いことになってます。今まで一度も掃除してないのか、車検毎に清掃又は新品交換したかは不明です。

但し、このまま戻すのも煤がインマニに落ちるのが嫌なので掃除しておきます。
ちなみに文献を調べると、このマップセンサーはセンサー部が僅かでもインマニ内部の空気と触れていれば圧力や温度が検出できるので神経質になる必要はないとか...
ブログ主は気になるので清掃しておきます。その方がいいに決まってます(ボソ)
歯ブラシや綿棒やら、爪楊枝使って煤を少しずつ取りました。

中心部にある棒状のものがセンサーと思われます。
センサーだけにダイレクトに触ったり、薬品付けて何かダメージ与えても嫌なのでソフトタッチで作業してます。
中心の棒状のものが煤に埋もれて見えなくなっていた状態から、少しはましになったかな?
この後、走行してみましたが今までよりアイドリングが静かになって8速ATの繋がりもスムーズになったような気がしました。そう気がするだけです(笑)

周辺の樹脂でできた囲いはセンサーを守る役目でしょうか? 中心部は少しの力で動くので風量によってこの棒が動いて風量(圧力)その他を検知するのかな?

仕組みまでは調べませんでした。
国内で買うと1万円以上するマップセンサーですが、中華の国のアリエクを探すと
2000~3000円で購入できそうです。

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