TIGER800のエクステンションを無理やり流用
SRV250のサイドスタンドの傾きが大きくなってきた。原因はサイドスタンドの根本のコの字部分が少しずつ開いてきて、隙間が大きくなってきたからである。
隙間(クリアランス)部分にワッシャーでも挟んで傾きを補正する方法も考えてみたものの、SRV250の駐車時の安定性向上も狙って接地面にパットをつけることにした。
使うパーツとしてはSRV250やルネッサ純正品など販売されてないので他車用のものを流用するしかない。
たまたまTIGER800用に購入した品がアマゾンで送料込みで1000円以下になっている時があったので、バックアップ用として買っておいたのを思い出した。
まずは流用できないかフィッテイング作業開始です。このエクステンションパッドを追加すると8mmぐらい嵩上げされる。
但し、程説明したガタの影響で傾きが大きくなっているのでSRV250に装着すると丁度良い具合になる。
取付時の工夫
やはりポン付けとはいかず、少し工夫が必要だった。まずSRV250のサイドスタンドの円柱の径に対してエクステンションのカバーの入り口寸法が小さく、そのままでは嵌らない。
幸か不幸かカバーのステンレスは材質は硬いが先端の形状が細いので少し力を加えると入り口が変形して開き気味になる。そうすることで円柱の径と同じになったところで押し込むと円柱を通過することができた。
但し、円柱の曲面に対してカバーは平面で押さえつけるように当たるので安定性がない。念のため、ステンレス製のカバーの平面部にヤスリを掛けて凹ませるオマジナイを施しておいた。少しは安定性がよくなるだろう。
カバーを台座にネジ3本で固定する際は、一旦変形させたカバーを手でグイグイ押し込んで元に戻しながら、3本のネジを均等に少しずづ締め込んでいけばハイ出来上がり。
取付後の確認事項
- エクステンションがグラグラしないか?
- サイドスタンドを跳ね上げた時に干渉しないか?
上記の№1はたぶん問題なし! 少し緩い感じもしますが今後様子を見ながらネジの増し締め等を検討していきます。
№2はダメダメです。何がダメかと言いますと。跳ね上げた状態では干渉しないのですが、勢いよく跳ね上げた時に『カチン♪』と金属音がします。
じっくり観察してみると次のことが分かりました。
サイドスタンド跳ね上げ時はサイドスタンド円柱根本がフレームに取り付けられたゴムと当たって衝撃を吸収する機構となっている。
但し、当たった瞬間にゴムが変形するのでスタンド先端が瞬間的にフレーム側に向かってオーバーシュート(移動して戻る動き)をする。
その際、台座がフレームに一瞬当たって『カチン♪』音が出る。
対策1
円柱とゴムダンパーが当たる部分にゴムバンドを嵌めて追加します。ゴムの厚みは2mmです。対策2
フレーム側のゴムダンパー(標準装備)のフレーム側に円盤状のゴム板(厚さ1mm)を挟みます。
その結果『カチン♪』はしなくなりました。
最初は台座側にゴム板付けたのでですが直ぐにボロボロになり廃案となってます。(笑)
このサイドスタンドエクステンションの流用がお勧めできるかは、1年ぐらい運用してからじゃないと何とも言えません。油断しているとネジ部が緩んで知らない間にポロリとなる可能性は否定できませんので....
TIGER800での装着状態
やっぱ形状に合わせて抑えカバーが作られているので安心ですね! 跳ね上げ時の『カチン♪』音はしませんよ!(笑)
TIGER800への装着時も若干電動工具の力を借りて、エクステンションのカバー側(ステンレス側)にヤスリ掛けしています。
そんなこともあって、元のサイドスタンドの先端の曲面にフィットするように上手く取り付けできてます。
今から1年前に取り付けて全く問題は起きていません。
TIGER800での取付詳細を知りたい方はこちらをどうぞ!
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