エアフィルターの交換作業 SRV250

本記事は2015年4月に書いたものです。2023年5月にエアフィルター(エアクリーナー)の掃除のやり方について、4DNミーティング時に話をしました。
その掃除の方法に対して思いのほか反響があったので、2015年の記事冒頭に、話した内容を追記しリファインしました。(ブログの最後に追記してます)

正しい燃調への一歩エアクリ交換作業の紹介


実は2013年の秋にエアフィルターを新品に変えました。私の性格からして新品を購入して愛機のSRV250に装着してあげることは希なので、周りの方は『どうしたの?』と驚くかもしれません。

理由は簡単で他の部品を落札した際に出品者の方のご厚意でおまけとして付けて頂けたという単純な話です。

もともと装着されていた古いエアフィルターがどのくらい使われたかは不明ですが、前オーナー様もきっちりとメンテナンスをする方だったので販売されて一度も交換されてないということはなさそうです。

実物を良く見るとあまり汚れてないのかな~(色は黒くなってますが...)と感じました。もしかしたらエアで吹いたりすれば、このまま使ってもよかったような気がします。(笑)

エアフィルターを車体から交換する際は右サイドカバーを外すとゴムカバーが見えるので、その内側を見ればすぐにわかります。

取り外しも超簡単で固定に使われているネジを数本外すだけです。
このメンテナンスのやり易さは特出するものがありますね!

ちなみに周辺にはフューズBOXがあったりましますので興味ある方は下記を参照してください。
電装部品は何処に?
スマホの充電用電源をビルトイン!

新品交換後のフィーリングは? 

ブラボー効果で少しは手ごたえを感じられるかと思いきや、私には全く新旧の違いががわかりません。(鈍感なのかな)
走行フィーリングに感じなくとも、燃費向上につながってくれることを期待するばかりです。(ボソ)
やはり、市街地走行等でずいぶんと汚れて黒くなるんですね~
パワーフィルターとかキャブレターに直結するタイプもありますが、キャブレターの燃調を整えたりするのも面倒なので、燃焼の吸気系は純正のままで行きたいと思います。
SRV250の純正エアフィルターの品番は3LD-14450-00となりますが、amazonでサードパーティーから互換品も売っているようですね!

4DN(SRV250とルネッサ)とXTZ750スーパーテレネに使われるようです。

掃除機でエアフィルターを延命

新品交換はちょっと金銭的に厳しいのでもう1年、いや2年位は交換は先延ばししたいという複数バイク所有者のあなたに耳寄りなお知らせです。(複数所有者≒ブログ主?)

定期的に掃除すれば耐用年数が意外と伸びるエアフィルターの実際のお掃除方法を紹介します。4DNのエアフィルターは赤色矢印から外気を吸って、チリや埃、細かな砂等をフィルタリングして黄色矢印へと抜けていきます。
フィルターの目詰りの元となるチリ、埃、砂類は筒の内側に詰まっています。目詰まりを強制的に取り除くには矢印の逆方向にエアーの流れを作り出す必要があります。

一般的にはをエアを筒の外側から吹けば良いのですが相当な気流を与えなければ、フィルター内部に食い込んだ異物を取り除くことは困難です。

筒の外側からコンプレッサーで圧縮空気をノズル噴射すれば、ある程度はチリ埃は取り除けます。(100%は無理ですが…)

但し、一般家庭にはコンプレッサーやらエアノズルもありません。でも掃除機はありますよね! これを使って清掃してみましょう!

コツは『気密を高めて空気の通り道の断面積を極力狭くする』です。
まずはエアフィルターと掃除機先端をガムテープ使ってくっつけます。強力な粘着力があるので隙間をふさぐことができます。
掃除機のスイッチON
期待外れですね! あまり吸えているような音がしません。ここからが一子相伝の秘儀を公開です。(大げさすぎる…)

厚めのビニール袋とか準備してください。このビニールをすっぽりと被せて掃除機をONすると凄い勢いで気流が発生して音がします。そうです! 空気の通り道が限定されて面積が小さく、細くなると空気の圧が上がり強い気流が生まれます。

予備実験の様子(動画)

この原理を確認したら、ビニール袋を帯状にします。筒をビニール帯で隙間なく包んでいきます。

この作業時は掃除機ON状態でやってください。掃除機の吸引力でビニール帯が筒外側に
ピッタリくっついてきます。完全に密閉すると掃除機がオーバーフローしてしまうので少しだけ隙間(帯と帯の継ぎ目)を作ります。

掃除機はONしたまま、帯と帯の継ぎ目を少しずつズラしていきます。空気が通り抜ける面積を小さくすればするほど強力な吸引力がフィルターに作用します。薄目のビニールやサランラップでやると吸引力に負けてビニールが破れてちぎれます。厚手のビニールがお勧めですよ。(笑)
こんな面倒なことするなら新品購入した方がいい。そう思うライダーの皆さんは正しい考え方です。あくまでも延命措置ですから… バイクを楽しめる時間は少ないです。体力無くなって乗れなくなるまえに時間は有意義に使いましょう。雨の日にガレージ作業できるかたは掃除機使って格闘してみてください。(爆)
 

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