どうやら再発か? アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

 寛解状態だったアスペルギルス症とのお付き合い


2017年の4月~6月だから、かれこれ6年前のことです。思い起こせば、会社の組織上の都合だとかで、技術部から品質保証部へと職場が変わりました。

上の取締役会で決まったことだから拒むこともできないという、技術部の上からの説明が後になってありましたが、要は本人の意向やスキル、キャリアは考慮されず『つべこべ言わず従え』的な異動でした。

異動先ではいろいろストレス過大な状況に追い込まれ、顔面神経麻痺だったり微熱、高熱を繰り返しす原因不明の体調不調から超レアなアレルギー体質になってしまいました。

そのアレルギー体質とは『アレルギー性気管支肺アスペルギルス』と呼ばれる病気です。

当初は原因不明の肺炎(耐性菌肺炎)や間質性肺炎とかの疑いもあり5~6日間は抗生物質の点滴打ちっぱなし入院とかあり、俺って死ぬかもしれんな~ と真剣に思いました。

運良く、その分野の権威のある先生に原因特定と確定診断してもらったおかげで、適切な薬と対処療法で退院できたことを今でも思い出します。

実はこの経験がその後の人生観を大きく変えてくれた出来事だったな~とはっきり自分自身で自覚できます。そう時間は有限 人生は1度きり 生きる意味 いろいろ考えました。

前置きが長くてすみませんが、このアレルギー体質は完治はないので一生薬を飲むことになります。と淡々と説明するドクターの顔を見ながら相当凹んだ記憶や、薬代が3割負担で1か月あたり2万円だったりと、嫌な思い出ばかりです。 

そんな中で、幸運なことに薬も1年で断つことができ、再発することもなく今に至ります。

職場も自分の適正にあった仕事ができる課へ変えてもらった当時の上司の判断があり、その当時の上司には感謝しています。その上司が自分を品保部に呼んだのか?

それとも技術部の役員があいつはいらん!と言ったのか? 誰も教えてくれないので真相は今でも闇の中です。

理解があった上司も今では他部署へ移り、私の健康状態や持病もしらない人が部のトップとなり嫌な予感はありました。

実は2022年1月に病気を患った職場に呼び戻されて、精神的にも凄くダークサイド側になり

精神的に病みました。(メンタル系の病院にもお世話になってます)

その時も免疫系もズタボロだったのかアスペルギルスの症状が出始めたので、すぐに病院にいって症状軽いうちにステロイド少量を飲む方が良いとナイスなドクター判断で3~4カ月でアスペルギルス症の症状も沈静化していました。(再発1回目も奇跡的に寛解状態)

その際に、すぐに自分で喉や肺がおかしいと思ったらすぐに受診してください。ドクターに念押しされてました。そしてその職場で1年以上経過し、2023年6月7日に会社の定期健康診断です。今思えばこのとき少しずつ喉が粘っこくて、少し咳が出やすい状況でした。

そして、その健康診断結果が本日手元にやってきました。

頭上にあるエアコンが連日の猛暑でフル稼働している真下で封筒を開けて恐る恐る見ると… ガーン 再発だな これは…  ピーンときました。 そう最近乾いた咳が出やすかったり喉が粘っこくて炭酸系のドリンクが飲みたかったりと6年前と類似点が多いからです。

このエアコンがまた酷い状況なんです。アスペルギルスというカビが含まれているのが見ればわかるほどのエアコンフィルターと吹き出し口のカビ汚染。 発症したときもこのエアコン近くでした。 もうこのエアコンは私にとっては悪魔の化身のようにしか見えません。

コロナウィルスはマスクで防げてもアスペルギルスというカビはマスクでも簡単にすり抜けます。もう私の肺や気管支に大量に入り込みアレルギーが発症したのでしょうか?

見事?会社の健康診断で判明です。胸部X線観察で異常ありのC判定(たぶん、再発....)

A) 異常なし

今回の検査では異常は認められませんでした。

B) 軽度異常

軽度の異常がありますが、心配ない範囲です。

C) 要生活改善・経過観察

生活習慣の改善が必要です。 定期的な検査により経過をみてください。

D) 要精密検査・治療 早急に医療機関を受診し、

精密検査及び治療を受けてください

参考記事

近いうちに職場の上司にやすらぎ休暇申請して、お休みもらって市内で一番大きい馴染みの病院に精密検査に行く予定です。

まあ診断結果で左下肺に粒状影(りゅうじょうえい)が認められることと、喉の特徴的な粘っこさを凄く感じるから、この病気になった人だけが分かり得るあの症状なので、ほぼ間違いないでしょう。

少量でかつ短期間の薬でアスペルギルスのアレルギー症状が治まることを祈るばかりです。

肺全体がカビに過剰反応した好酸球(白血球の一種)が残留物として出す粘着性の物質で肺全体が満たされて(肺炎状態となって)酸素が取り込めなくなったら嫌ですし、寛解状態の道のりも長い(最悪一生薬漬けとなる)可能性もあるので油断禁物です。

ストレス過大な職場で日々頑張っている皆さん。メンタルや体の異変を感じたら早めに病院に行きましょう。

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今後の予定

7/31  総合病院でX線診察

8/4  総合病院でCT検査

その4日後以降で詳細な説明が聞けそうです。

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健康を害してまで、いろいろストレス過多の仕事を続ける必要があるのかと1年前から真剣に考えてます。私ももう57歳! そろそろ潮時なのかもしれません。

ストレスと上手に付き合うには好きなことに没頭するに限ります。

その意味では昨日は、

早朝ソロツーリング 6:30~7:15

町内の神社清掃でご近所さんと歓談 8:00~9:00

日中は猛暑の(日陰で)バイクいじり 10:00~15:00

夕方から河川敷でオフロードバイクでお遊び 17:00~18:15

などなど、めっちゃ好きなことやってます。要は土日はストレスフリーを確保できてます。平日の鎖に繋がれた奴隷のような心理状況からは脱出できているようです。

受診して再発と言われても、明るく元気に!そして気持ちを前向きにもって治療し、3回目の寛解状態となり、健康な体のまま会社生活に終止符を打ちたいと強く思いました。

さてこの先どうなることでしょうか?

2025年3月29日追記

最近はやりのAIに聞いてみた。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症になりました。左肺の下が好酸球がカビに対してアタックした後に練り歯磨きみないな粘着質のものを残して、肺胞が埋まってしまった症状になりました。気管支内視鏡は相当きつかったですが、かき出せるだけ、内視鏡で粘着物を取り出し、あとはステロイドを1年間飲んだり、カビを殺す薬を飲んだりして無事寛かいとすることができました。医者からは当初、ステロイドは少量でいいけど一生飲み続けることになるかもしれないと言われて心配してましたが、1年間かけて10mgから徐々に減らすことができたのが本当に幸運でした。当初は月々の薬代が3割負担後でも2万円でした。


あなたのアレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)の経過を詳しく教えていただきありがとうございます。左肺下部の症状、治療プロセス、そしてステロイドを1年で減量できた幸運な結果について、医学的視点から解説しつつ、あなたの状況を整理します。今後の注意点についても触れます。

ABPAの症状と治療の医学的背景

症状のメカニズム:

ABPAは、アスペルギルス(Aspergillus)というカビに対する過剰な免疫反応(I型およびIII型アレルギー)が原因です。好酸球がカビを攻撃し、炎症反応で粘稠なムチン(粘液)が過剰産生され、「練り歯磨きのような」分泌物が気管支や肺胞を詰まらせます。


左肺下部が埋まったのは、この粘液栓(mucous plugging)が気管支を閉塞し、肺胞の換気障害を引き起こした結果です。これはABPAの特徴的な「中心性気管支拡張」や「肺浸潤影」として画像で確認されることが多いです。


治療アプローチ:

気管支内視鏡: 粘液栓を物理的に除去するのは、急性期の呼吸困難や閉塞を改善する即効性のある手段でした。内視鏡が「相当きつかった」とのことから、粘液の粘度や量がかなり頑固だったと推測されます。


ステロイド(プレドニゾロンなど): 炎症と好酸球反応を抑えるため必須。初期10mg/日は軽症~中等症向けの低用量で、ABPAの急性増悪を抑えるのに効果的でした。1年で漸減できたのは、炎症がコントロールされ、再発が抑えられた証拠です。


抗真菌薬(イトラコナゾールなど): アスペルギルスの菌量を減らし、免疫反応のトリガーを弱める目的。ステロイド依存を減らす補助的役割を果たしたと考えられます。


寛解達成: 「無事寛解できた」とのことから、画像(CT)や肺機能検査で改善が確認され、症状(喘息様呼吸困難、咳、痰)も消失したのでしょう。


ステロイド減量の幸運:

医師が「一生飲み続けるかもしれない」と言ったのは、ABPAが慢性再発性疾患であるためで、ステロイド依存になるケースが少なくないからです。1年で10mgからゼロにできたのは、早期介入と抗真菌薬の併用が功を奏し、基礎疾患(喘息やアトピー)が重度でなかった可能性が高いです。


月2万円(3割負担)は、ステロイド、抗真菌薬、検査費を合わせた額として妥当。減量成功で経済的・身体的負担が減り、本当に幸運でしたね。


今後の注意点と生活アドバイス

再発予防:

カビ暴露の回避: 湿気た環境(浴室、エアコン、古い家屋)を避け、マスク着用や換気を徹底。アスペルギルスは ubiquitous(遍在)なので、完全除去は難しいですが、減らす努力を。


呼吸器症状の早期対応: 咳や痰が再発したら、すぐに受診。好酸球増多やIgE上昇が再発のサインです。

結論

ABPAの治療を1年で寛解に導き、ステロイドを減量できたのは素晴らしい結果です。


カビの暴露というキーワードで思い出しました。私はABPAを発症する前に、自宅の枯れ葉が1年ぐらい放置されて庭にあったのでマスクもせずに手でかき集めて袋詰めする作業をしました。葉は相当枯れておりましたし、落ち葉の中にはコウモリの糞も混ざっていたのです。そのかき集めと袋づめ作業中に落ち葉とコウモリの粉塵を吸い込んでしまったのが原因の一つとしてあるのかと思てます。または同じ時期に職場が変わってストレスを感じており、職場の天井にエアコンがありました。私の頭上で真っ黒なカビだらけのエアコンがあり私の頭に向けて温風を当ててくるのが嫌だと思ってましたが、アスペルギルス菌はどこにいるかわからないので、今後の注意があれば教えてください。私はアスペルギルス症による肺炎で10日間入院した際に、最初は原因不明の肺炎と言われ、抗生物質の点滴を打たれて5連続点滴したのに症状が良くなりませんでした。ベロも真っ黒になって体中の細菌は死んだのに、カビだけは死ななかったようです。医者はこれはオカシイと考え、肺のタンを培養してアスペルギルスを見つけて確定診断した背景があります。医者によるとたまたま院内にアスペルギルスに詳しい医者がいたから確定診断となったが、日本中にアスペルギルスに起因する肺炎や気管支喘息の人がいるのに、本当の診断(アスペルギルスに対するアレルギー)がされないままの人も多いと言ってました。私の診断が確定したのはラッキーとも言ってました。


あなたのABPA(アレルギー性気管支肺アスペルギルス症)発症前の状況や入院時の診断経緯を詳しく教えていただきありがとうございます。枯れ葉とコウモリの糞の粉塵吸入、職場のカビだらけのエアコン、ストレスといった暴露要因、そして原因不明の肺炎からアスペルギルスが特定された背景は非常に興味深いです。医師が「確定診断がラッキーだった」と言うのも納得の経緯です。医学的視点からこれを整理し、今後の注意点をお答えします。

ABPA発症の原因と暴露要因の分析

枯れ葉とコウモリの糞の粉塵:

アスペルギルスの存在: アスペルギルス(Aspergillus fumigatusなど)は土壌、枯れ葉、腐敗有機物に遍在します。1年放置された枯れ葉は湿気と分解が進み、カビの温床だった可能性が高いです。コウモリの糞には真菌が繁殖しやすく、粉塵として吸入されたことで大量のアスペルギルス胞子を肺に取り込んだと考えられます。


吸入リスク: マスクなしで作業したため、胞子が気道深部に到達し、免疫反応(好酸球性炎症)を引き起こした可能性は非常に高いです。これはABPA発症の直接的なトリガーになり得ます。


職場のカビだらけのエアコン:

カビの拡散: エアコンのフィルターや内部に繁殖したアスペルギルスが温風と共に噴出し、あなたの頭上から肺に吸入された可能性もあります。真っ黒な状態なら、長期間清掃されていなかった証拠で、胞子濃度がかなり高かったと推測されます。


慢性的暴露: 職場での継続的な暴露が、枯れ葉作業での急性暴露に上乗せされ、免疫系の過剰反応を助長したかもしれません。


ストレスの影響:

ストレスは免疫抑制を引き起こし、アレルギー反応を増幅させる可能性があります。職場変更による精神的負荷が、ABPA発症の感受性を高めた間接的要因として考えられます。


入院時の診断経緯の医学的考察

原因不明の肺炎と抗生物質の無効:

最初の5日間、抗生物質(おそらく広域スペクトラム剤)が効かなかったのは、アスペルギルスが真菌であり細菌ではないためです。肺炎の原因が細菌性と仮定されたのは一般的アプローチですが、真菌性肺炎を見逃しやすい状況でした。


「ベロが真っ黒」は、抗生物質で口腔内の常在菌叢が死滅し、カンジダなどの別の真菌が過剰増殖した結果(黒毛舌症候群)と考えられます。アスペルギルス自体は抗生物質に耐性があるため、肺内で生き残ったのも納得です。


痰の培養で確定:

医師が「これはおかしい」と気づき、痰培養でアスペルギルスを特定したのは的確な判断でした。ABPAや真菌性肺炎は、通常のレントゲンや血液検査だけでは見逃されやすく、培養や抗原検査(ガラクトマンナンなど)が必要。アスペルギルス専門医がいたのは確かに幸運で、日本では診断が遅れるケースが多いのも事実です。


見逃されやすい現実:

医師の言う通り、日本でも喘息や肺炎患者の中にABPAやアスペルギルス関連疾患が隠れている可能性は高いです。特にアレルギー性素因(IgE高値、好酸球増多)があっても、培養や専門的検査がされないと「原因不明」として処理されがちです。あなたの確定診断は稀な成功例といえます。


今後の注意点:アスペルギルス暴露の回避

アスペルギルスは環境中に遍在するため完全除去は不可能ですが、暴露リスクを減らす具体策を以下に挙げます:

環境管理:

自宅: 枯れ葉や堆肥は放置せず、マスク(N95推奨)と手袋着用で処理。コウモリや鳥の糞が近くにある場合、専門業者に依頼するのも賢明。


エアコン: 自宅や職場のエアコンフィルターを年2回清掃・交換。カビ臭がしたら即対処し、換気を併用。あなたの経験から、天井のエアコンは特に要注意。


湿気対策: 湿度60%以下を保ち、除湿機や換気扇を活用。浴室、キッチン、押入れのカビチェックを定期的に。


行動習慣:

屋外作業: 土いじり(ガーデニング)や解体作業時はマスク必須。アスペルギルスは土壌や埃に多い。


職場環境: カビ臭や黒ずんだ設備があれば、管理者に報告し改善を求める。頭上からの風は避ける配置を。


健康管理:

早期兆候の観察: 咳、粘稠な痰、息切れ、発熱が出たらすぐ受診。ABPA再発は好酸球増多やIgE上昇で早期発見可能。


肺機能維持: 禁煙(該当する場合)、軽い運動で肺を健康に。フルマラソンは無理でも、ウォーキングは肺と腎の両方にプラス。


免疫力: ストレス管理(リラックス時間確保)と十分な睡眠で、免疫抑制を防ぐ。


結論

ABPA発症は、枯れ葉・コウモリ糞の粉塵と職場のカビエアコンが主要因で、ストレスが拍車をかけた可能性が高いです。入院時の確定診断は専門医の存在が鍵で、日本では見逃されがちな中での幸運でした。今後はカビ暴露を徹底的に避け、環境管理と早期対応で再発リスクを最小限にできます。あなたの経験は、アスペルギルス関連疾患の診断の難しさを象徴する貴重なケースです。




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