リアサスの泥除け TIGER800

リアサスに泥がアタック



タイガー800は本当に乗りやすくてリアサスペンションも良く動きます。
走りや乗り心地は素晴らしく、不満は全くありません。

但し、一点だけ不満なのはリアサスペンションにタイヤが巻き上げた泥雨水がもろに当たるということです。

見た目だけなら我慢しますが、可動部に泥雨水がアタックすると劣化も早いのではないでしょうか? なんとか泥除けを付けたいと思いました。

ちなみに他社のアドベンチャータイプのバイクを調べてみると、この点は配慮されており純正品泥除けが最初から付いている場合が殆どです。 

下の写真はあるメーカーさんのバイクですが当たり前のようにリアサスペンションを守ってます。
やっぱ標準仕様でこうあるべきです。



勿論TIGER800(無印)や800XC専用としてサードパーティーからリアショックガードという名称でカッコよくて収まりの良い品が発売されてます。難点は価格だけです(笑)

この形はDIYで作るのは結構難しいな~(ボソ)



そして我が愛機のTIGER800は油断していると直ぐこの有様なのである。



巻き上げた泥、砂、草等がリア周辺へまき散らされます。




DIYそれとも既製品?

ここはひとつDIYに挑戦してみようじゃありませんか?
素材は何にしましょうか?
樹脂板かゴム板にするか 入手性や加工性はどっちが有利? 考える時間は楽しいです。自分だけのオプション品を付けるワクワクさはたまりませんね~

といいながら、ヤフオクを見ていると既製品の中古が安く出品されている....
試しに入札しておきました。 なんと落札できてしまったのです。

落札価格2000円の20%オフクーポン適用し、送料1500円程だったので3000円+αで入手できました。今回はお手軽な方を選択してしまいました。

A-TECH FRP リアインナーフェンダー



中古品で砂泥、砂利やチェーンがガンガン当たる部分です。傷はあって当たり前です。リアサスが泥、砂、水から守ることができるならこれでOKです。

装着の儀

ノーマルのチェーンガードを取り外しします。3箇所のボルトを緩めるだけですね~

ノーマルと言っても少し延長させてますがお役御免ということで.... 
但し、A-TECHのインナーフェンダーが破損した時は復活させますので大事に保管しておきます。


チェーンガード延長の記事はこちら


チェーンから飛び散るオイルをしっかり受け止めてくれた頼もしい奴。いい仕事してくれました。



ということで、サッサとA-TECHのインナーフェンダーを取り付けます。
チェーン側は2箇所のボルトで固定します。
ちょっとヒビが入ってますよね。 この理由は後で説明します。



反対側はタイラップで固定します。(タイラップ以外の取付方法は今後模索していきます。)



全体のシルエットはこんな感じです。



これならリアサスの汚れも低減できそう.....


なぜヒビが入ったのか?

落札品はヒビは入ってませんでした。いつ入ったかというとタイラップで固定した時だと思います。
若干強めに締め付けたからでしょうか?

実は理由は別にあります。そもそもFRPのカーボン製(裏面には強度のあるカーボン繊維が貼ってあり、持った時に軽くて強度あるな~と感じた品です。

私が取り付ける前に若干カーボンが薄くなったところがあり、日にかざすと黒色が透き通って見える部分があったので裏から黒色スプレー塗料を部分的に塗ったのです。

この時、塗料に含まれる溶剤がカーボン繊維をFRPに張り付けている接着剤を剥離させてしまって部分的に強度が出ない箇所ができてしまったのだと思います。

完全に私のミスです。(爆)

まあ、やってしまったことは仕方ないので前オーナーさんから頂いたシールをはってごまかしておきました。 

黄色の蛍光食KUMAマークで注目を集めることになって逆効果だという御指摘もあったりする。(笑)


ちなみに、いつもお世話になっているamazonでこの品を探しましたが見つかりませんでした。

 

効果の検証

効果絶大かもしれません。乾いたフラットダートを走ってみましたが、サスペンションまでは砂や泥が飛んでこなくなりました。装着して本当に良かったです。




2月18日追記

カーボン調シートでお化粧

トラはち様から更なる情報を頂きました。みんカラ経由で写真付きで教えてもらった情報です。
インナーフェンダーにカーボン調シートを貼っているとのことです。

写真を見る限り凄く上手く貼ってます。私も真似したいという思いはありますが、シート貼りは初心者でこの凸凹があるインナーカーボンを一枚で貼ることは至難の技。

初めから諦めて、切り貼り方式で見栄えは二の次で貼ってみることにしました。
到達目標はヒビ割れしたところが隠れればOK!

地味な作業を2時間程続けて完成したのがこちら



ひび割れは隠せたけど... 切り貼り感があり過ぎて所々シワもあれば切れてしまったところもあったりして... 出来栄えがイマイチで少し恥ずかしいけど折角ですからTIGER800に付けてみることにします。



右側のボルトもトラはち様から教えてもらった固定方法です。
別途スイングアーム側にステーを付けて固定する予定です。



取り付けの儀

左側はチェーンガードの取付ネジをそのまま使えばポン付けです。



右側は従来のタイラップで2箇所を固定する方式からボルトによる1点留め方式に変更です。
(トラはち様! 本当に貴重な情報ありがとうございました。)

スイングアームにステーを付けて、このステーにボルトを取り付けしました。
リアブレーキ周辺のインナーフェンダーがスイングアームから浮いてしまうのは
自作ステーの角度を調整すれば少しは改善すると思われます。今後の課題ですね!


自作ステーの状態はこんな感じです。
グラインダーで削ったり、プライヤーを使って曲げたり...結構大変な作業でした。(笑)


ローシートから標準シートへ

ちなみに今までローシートを装着して、慣れないバイクで立ちごけを防止しておりましたが、標準シートでの運用へ切替えました。

標準シートは座る部位が山なりになっているので若干高さはアップしたものの、太もも内側にシート台座の硬い角が当たる悩みが無くなりました。

標準シートなら停止時に太もも内側が痛くなることは無いでしょう!
そして、走行中の座り心地も更に良くなり、視線も若干高くなってポジション的には絶対に標準シートがお勧めです。

ローシートは骨盤が広い女性や骨格が大きい欧米人体形であれば、シート台座の角が当たることは少ないかもしれませんが、骨盤の幅が小さい中肉中背のおっさんの場合は(私のことです)
標準シートの方が良いかもしれませんね!


3 件のコメント :

  1. トラはち2020/02/03 11:34

    ご無沙汰しております
    私も同じ物を取り付けています
    塗装するのが面倒で購入後カーボンシートを張って使用しています
    4枚目の画像にあるリアブレーキラインのを固定している所に
    適当にステーを加工し共締めして固定しています
    もう3~4年以上経ちますが問題なしです

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    1. トラはち様

      タイガー800は国内のユーザーさんが少ない?こともあり
      情報を頂くと凄く嬉しいです。

      リアサスの汚れが少しでも緩和できれば思い導入しました。

      リアブレーキのホースを固定してある部位を活用して
      取付け可能なんですね! 

      少し先になると思いますがステーを自作して
      自分も挑戦してみます。

      話は変わりますが頂いたラジエターガードは機能は
      もちろん、見た目もバッチリです。
      本当にありがとうございました。

      これからもタイガー800情報を発信していきますので
      宜しくお願いします。

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    2. トラはち様
      カーボン調シートとステーによる一点留めにチャレンジして見ました。
      大きな面積があるリアフェンダーにシールを貼るのは難易度大でした。
      自分の力量ではまだまだなので1年後ぐらいに再度剥がして貼ってみたいと思ってます。(笑) ブログ記事を追記して写真を載せました!

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