フロントフォークオイルの交換時期? SRV250

フロントフォークオイルの交換


愛機SRV250のフロントフォークを過去に変えた覚えがあるのですが、初めての経験でテンぱっていたので写真も残っていません。
緊張しながらやったことだけ覚えています。無言で黙々と作業しブログにも残ってません。2年前~3年前だと思うのですが...
歳は取りたくないものです。記憶が無くなるのが早すぎます。(笑)

という訳で、フロントフォークオイルをモノタロウで購入済みなので一度フォークを開けてみて、ドス黒く変色して粘性も残ってなければ交換する覚悟で分解開始です。
それにフロントフォークを全バラしでオーバーホールする訳でなく、単にオイルを換えるだけなので、簡単な作業ですし...

SRV250のフォークオイル

  • オイル規定量:382cc
  • 油面:107mm(インナーチューブ上端から)
  • スプリング:370.5mm(使用限界:362mm)



を頼りにメンテ開始です油面を微調整しながら進めればなんとかなるでしょう!(笑)

ちなみにSRV250T(郵政用)やSRV250G(極東輸出用?)、ヤマハZEAL用スプリングとスペーサーへ交換した場合は下記を参考にしながら自分好みで調整して下さい。
強化スプリングにはスペーサもセットで交換が必要です。

ちなみに私も強化スプリングが好みです。コーナーリングは固めのサスが好きなのでこちらに変えてます。
  • オイル規定量:367cc
  • 油面:125mm(インナーチューブ上端から)
  • スプリング:394mm(使用限界:???mm)



フロントのリフトアップ

便利なセンタースタンドがあるのでフロントタイヤを宙ぶらりんにするのは簡単ですね。
スタンドで立てたら廃材で作った木製の椅子をエンジン下側(フレーム&マフラー)に当てておけばOKです。



まずは下記部分を19mmのソケットレンチで緩めておきます。オイルが漏れてこない程度の緩め方でOKです。

とはいえ、クラッチレバーやブレーキレバーがSRV250用ではなくゼファーやXJRのものを流用しているからでしょうか? リンク機構を使ってレンチを差し込まないと回せません。(爆)



この状態で緩めておく理由はサス単体で固定する術を自分が持ってない為です。インナーチューブを固定する万力等があれば分解して緩めればOKです。

フロントタイヤの取り外し

フロントシャフトを外す前にこの部分のネジを緩めておきます。普通は緩めるだけでシャフトが抜けるのでこと足ります。
今回はサスを本体から取り外すのでネジも全部取っておきます。

そしてシャフトを緩めます。

シャフトが抜けました。

余談ですが.....
スピードメータはフロントタイヤの回転を黒い部分内部のカムがワイヤー回転に変えます。ワイヤーの回転はスピードメーター内部まで伝えられてます。

スピードメーター内で回転運動によって発生した電気を電気コイルに導通させてスピードメーターを動かしてます。

そして左のフロントフォークに付けられたブレーキキャリパーと取り付け用のアームを2個のネジを外して取り外します。その後は空中ブランコ状態です。

フロントフェンダーの取り外し

内側からネジ4本で固定されてます。最近のバイクはフェンダーが樹脂製のものが殆どですが、SRV250は違います。頑丈な強度を持つ鉄製で内側にもう一個強度アップの部材が追加されてます。

つまりフェンダー自体が左右フロントフォークを強度アップさせるためのスタビライザー的な役目をしているようです。

それにしても内側は汚いですな~
(ネジが4つあるのに2個しか写せてない....)

そして残るは2箇所です。ここと

そしてここを緩めれば

フロントフォークが下側に抜けますよ~

残る右側も同様にして取り外し完了!
ここまで約30分かな~(写真を撮る時間は除いてですよ!)

余分なものを取り外しておきます。
汚れ落とし用のリングが切れてます。切れてない方もゴムに亀裂があるので
この際ゴムのリングは新品にします。

ゴムのリングも数週間前にモノタロウで入手済みです。

インナーチューブのオイルと御対面!

全体重を上側の手に加えながら、飛び出してくるスペーサやバネの発射に備えます。
覚悟はいいですか~ 皆さん!!

相当な身構えで押し付けて回したので、発射には至らず(笑)
ひょっこりとスペーサ(金属の筒)が出てきました。

コツは下側のインナーチューブを回して上は固定した状態にし、上から下への荷重をしっかり掛けておくことです。上を回転させるとねじ山が外れた時にピョーんと飛んでいってしまいますよ。お気をつけて作業下さい。

インナーチューブ側をゆっくり下げていくと、スペーサーとスプリングと対面できます。この2つの部品の間にはワッシャーが挟まれているんで落としてしまわないよう気を付けましょう!

スペーサーとワッシャを取り除き、スプリングをゆっくり引き出します。
フォークオイルが真っ黒になっていると思いきや、綺麗な赤色のオイルのままでした。

ほぼ初期状態の赤色と変わらないような....それに粘性も十分あります。
こや~まだ変えなくていいぞよぉ♪ (貧乏性な私の雄叫び~)

走行中のブレーキでぴょんぴょん跳ねることもなく、サスが縮んた後も粘りながらと戻ってくる感覚は十分残っていたので、交換はまだ早いかなとも思っていました。

最終的には現物確認し交換不要と判断しました。(無駄な作業をしてしまった....)

購入したけど出番のなかった新品フォークオイル!次回までお待ち下さい。
え!次回って何万キロ後? それとも何年後?

復元作業

分解した手順の逆を淡々とやれば問題ありません。但しフロントフォークを固定するときは、フロントのシャフトがフォーク先端の穴から穴へ貫通するときに引っかかることなくスムーズに入るように平行を取りながらネジの締め付けをする必要があります。

ちなみに愛機SRV250は郵政仕様SRV250Tや4気筒250ccのZEALという荷を積んだり、車重が思いバイクで使われているスプリング強化版+スペーサー短縮品で構成されています。

前回はフォークオイル粘度は15番を選択していれました。

ノーマルよりは若干硬めの乗り心地となってますが、コーナーなどでは踏ん張ってくれるので
自分の走り方には合っているように思います。

今回は粘度を15番ではなく10番を購入して違いを体感しようと考えてみたものの、何年か後に古くなった15番オイルと新品の10番オイルを比べて、本当の違いは判らない? ということに気が付きました。 新品同士で比べないとオイル粘度の違いは判らないと思います。

締め付けトルクは慎重に

フロントサスペンションをネジ締めして固定する際はトルク管理を気にしながら締め付けすることをお勧めします。締め付けが不足ですと走行中に次第に緩んでくる可能性がありますので暫く走ったらトルク管理の元で締め付け調整すると良いでしょう。

トップブリッジ部:3.0kg・m
アンダーブラケット部:3.8kg・m
フロントフェンダー部:1.6kg・m




ノーマルスプリングの乗り心地

8年前に前ユーザー様から購入させて頂いたときから強化スプリングが付いていたので実はノーマルスプリングの乗り味を知りません。最近は山道、砂利道、凸凹道を走ることが多くなってきたので、次回はノーマルスプリングとノーマルスペーサーの組み合わせに戻してみることも考えています。やっぱ純正の組み合わせでヤマハ技術者が考えた本来のSRV250の乗り味とハンドリングも経験してみたいところです。
その為にこちらの部品は大切に保管しております。

タイヤを付けるその前に..

せっかくタイヤを外したのでベアリング部にZOILグリスを塗っておきます。
まずはベアリングの封しゴムを取ります。
私の使っているベアリングは取れるタイプですが、固定タイプは分解できません。
その場合は分解は諦めて下さい。


およ~古いグリスが固まっています。これを爪楊枝か割り箸を折って先端を尖らせたものか綿棒とか工夫して取れるだけ取りました。


その後にZOILグリスを注入します。


反対側も同様にやっちゃいます。
まずは黒いゴムリング(防水用)を取りまして、ベアリングと御対面。


そして同様にベアリングへおまじないを掛けておきます。
赤いゴムリングを外し古いグリスを取り除きます。


たっぷりZOILグリスを塗ります。


封しゴムを戻して出来上がり。割り箸とかゴムを傷つけない素材で少しずつ嵌めれば綺麗に復元できます。


最後に防水用の黒いゴムも忘れずにはめ込みます。

ちなみにブレーキキャリパーが無い状態でフロントタイヤを回すと
タイヤとホイールがクルクル無限に?回り続けますね。
そして完成です。





おまけ

本日はメンテ祭りということでブレーキ液も交換しました。
一応養生しつつ蓋を開けます。ウエスがないので捨てる予定のYシャツで代用します。
中蓋と御対面です。
最後の砦? ゴム蓋を外します。お~液が上面まで上がってしまっているな~
もっと早くメンテしてあげればよかった...
ゴム蓋を開けると...じゃじゃ~ん

こっちは汚いじゃありませんか! というか透明ではなく黒いです。

全部出して入れ替えが良いかもしませんが、エア抜きとか面倒なので短時間コースを選択します。下から抜きながら上から補充方式です。
これなら液は沢山使いますがエアが噛み込まず簡単です。

上から補充して

下から抜く
エアーがブレーキホースやキャリパー内に入らないように注意して作業します。
キャリパーから出る液が逆流して吸い込まれるとエアがキャリパーに吸い込まれます。ご注意下さいね~
そして全ての復元が終わり近所へ試運転。
タイヤ、サスペンション、ブレーキ、スピードメーター全てOKです。

本日はメンテ祭りだったかも(笑)
後は7月14日に晴天を祈りながらヤマハコミュニケーションプラザに出かけるのみです。4DN乗りの皆さん宜しくお願いします。

そして7月26日(金)も大切な日になりそう...
(雨降らないで~)
   


3 件のコメント :

  1. 毎回、とても丁寧な記事で分かりやすく素敵です!
    私も見習わないと・・(^_^;)
    フォークオイルは案外汚れませんよね、私も開けるたび綺麗な色で悩みます(笑)
    オイル漏れが始まってからでも良いのかもしれませんよね〜。

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    1. くーた様へ

      コメントありがとうございます。フォークオイルは私にとっても意外なほど綺麗でした。
      くーたさんのおっしゃる通り滲みや漏れ始まっててから対応すれば良いと思いました。

      SRVやルネッサはとても良いバイクだと思います。

      DIYでメンテ対応できる人が増えれば解体される運命の車体が何台かは助かるのでは?

      と希望をもちつつこれからメンテ記事は随時アップするようにします。

      これからもよろしくお願いします。

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    2. くーた様へ

      書き忘れましたが、私もなんとか虎を捕獲してくーた様のブログからいろいろと

      ご教授を頂く時が来るかもしれません。

      計画は進行中ということで....

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ご理解頂ければ幸いです。