お久しぶりにリアブレーキを分解チェック
愛機SRV250も当ブログの管理人が無類のクネクネ道好きということもあり、ブレーキが酷使されているのは常日頃から分かっていました。
フロントブレーキはマメに掃除したり、キャリバーのピストンをもみ出ししたりとマメにチェックしますが、リアブレーキはしばらく放置状態でした。
前回富士山ツーリングに行った際にカクカク言うのでブレーキロッドを見るとネジが緩み始めていたので、その場で工具を出して慌てて締めなおしたというヒヤリ経験もあります。
高速道路120km+αの振動はネジを緩めるほどの振動だったのでしょか?
明日から仕事です。日が沈む前の1時間でリアブレーキのメンテ開始します。
分解の様子
リアブレーキはペダルを踏んだ時にブレーキアームがゲージの左側に近づいています。もしかすると寿命が近いのかもしれません。ドキドキしながら開けてみます。バイクによってはゲージ形状ではなく、シューの摩耗限界を示すウエアインジケータ(▽印)の表示でシュー交換時期を示すタイプもあります。
タイヤのスリップサインも▽印でウエアインジケータと言いますよね! 要は摩耗状態を示すインジケータは全てウエアインジケーターというのかもしれません。
まずはシャフトを緩めます。私はチェーン側のボルトを緩めていきます。手にはオカモトの手袋を着用してます。(薄くて破れず作業性も良いです。)
緩めたところでブレーキロッドの固定ネジおよびブレーキアームの末端に付いている調整用ネジ等をサッサと分解です。
開封の儀
オエー汚いでござるよ! ブレーキシューの粉でドラムブレーキが真っ黒です。これはエアーを吹くよりも水で丸洗いが早いですね!ちなみにセンタースタンドを立てるとリアタイヤと地面の間が空きますが、シャフトを抜く時にタイヤの自重がシャフトに加わると抜くのに一苦労です。
そんな時はタイヤの下に木切れでも噛まして、タイヤと地面の隙間を埋めておくとシャフトがスムーズに抜けます。(お勧めします)
そしてハブ側もキッチンペーパーを見ずに濡らして拭き拭きします。
シューの面もブラシで擦って表面のダストを取り除きます。
今回はちょっとお洒落にヤスリで斜めに線を入れてみます。効果あるんですかね~ 半信半疑モードで作業です。
最後に摺動する部分にZOILのグリスを塗っておきます。スムーズな動きと音がキーキー鳴らないようにオマジナイです。
ちなみにシューをセットするときは、セット後にバネを2箇所掛けるのではなく、シュー2個をバネで連結した後にVの字を作り、根本を嵌めてパチンと開くようにセットしましょう!
これが一番楽ですよ~
とはいうものの、ブレーキのメンテは自信ない人は迷わずショップに依頼しましょう!
メンテが原因でブレーキ故障で事故なんて最悪ですから.....
世の中全て自己責任です。日頃の言動は最後には自分に帰ってきます。
しっかりお勉強してからメンテをお願いします。
ブレーキシューの寿命
清掃してシューを見ると新品に対してそんなに減ってないのでもう少し現状のシューを使うことにしました。新品はちゃんと準備しておいたのですが貧乏性な性格が出てしまいました。(笑)新品シューの装着は次回まで持ち越しです。
スーパーゾイルのグリスはいろんなところに使える優れもの。メンテ好きならもう知っているよね!
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