大公開! シリンダーからピストン登場 SRV250

ピストンリングの役目



SRV250のエンジン分解を勉強を兼ねてやって時の写真を紹介します。OHCエンジンなので簡単にできるだとうと思って開始したものの、悪戦苦闘したことを覚えています。

ピストンはカーボンが強固に付着してましたがピカールで表面を研磨し写真の状態となりました。ビラーゴ250も同じエンジンなのでピストンも同形状のものが使われていると思います。

2ストエンジンと比べればピストンリングがちょっと複雑です。
上側から順番に説明します。

  名前           役目      
 コンプレッションリング(2個)
 1.トップリング    気密の保持
 2.セカンドリング    余分なオイルを取る

オイルリング(サンドイッチ構造)
 ・サイドレールA
 ・スペーサエキスパンダ  オイルを逃がす
 ・サイドレールB

サンドイッチ構造で一番下に付いてるリングです。ピストン側面の小さな穴『オイル逃がし穴』に効率よく押し出すための波状形状が特徴的ですね! ピストンの内側にオイルを逃がすことで特に空冷エンジンにとっては重要な冷却機能を担っている重要な穴なんですよ。



シリンダーボア径:49mm
ピストンストローク:66mm

数値で驚き、実物を見れは見るほど小径なピストン!
つまり希にみるロングストロークなエンジンだったりする。

これがSRV250のトルクフルなエンジンの秘密だったんですね~



それにしても直径が小さい....
折角の機会ですからカーボンをしっかり落としましょう(笑)





ピストンをやさしく包む?シリンダー側は...空冷フィンの造形がいい感じです。


アルミ製のシリンダは放熱性が良いのですが強度が弱くと熱栓膨張が大きいので、ピストンと接する部位はシリンダライナ(シリンダスリーブ)が打ち込まれてます。材質は強度的に有利な鋳鉄です。



穴の位置がずれているような...
ヤマハさん! この状態が設計通りなんですよね~
信じてますから...



ヘッド側のガスケットは綺麗に取ることができました。それにしてもヘッド側のガスケットの厚みが尋常ではありません。
ガスケットを重ねて重ねてマスを稼いでいるような気がする...(ボソ)

クランク側(エンジン本体側)のガスケットはベロベロっと剥がれ、こびり付いた状態となっています。



耐久性に優れていると評判のSRV250のV型2気筒エンジン内部の紹介でした。

皆さんも一度、愛車のエンジンのピストンリングの形状や交換時の費用など調べておくのがいいのかもしれませんね! 

SRV250やルネッサの場合はヤフオクでエンジン単体でも結構な頻度で出品されてます。
価格も安いので、エンジンそのものを個別にストックする方法もありです。

部品レベルでの交換よりエンジン丸ごと交換がお手軽で対費用効果としては最良です!



素人メンテで吸排気バルブをオブジェ化

エンジンの中身を見てみたい。そんな素人の無謀な考えに突き動かされた約2年前に、不動エンジンという物を手に入れた。分解作業自体は楽しかったのですが、専用工具もないので結構疲れたことを記憶しています。

その時取り出した吸気と排気バルブの紹介です。オブジェとして飾っていたのですが、いつの間にやら錆び錆びです。


大きい方が吸気バルブ。 小さい方が排気バルブです。


以上紹介まででした。(笑)

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