SRV250 15年前の点火プラグ

御近所さんの秘蔵スパークプラグ



SRV250を自宅の玄関先で弄っていたら、近所のKYさんから声を掛けられた。
『SRVですよね? 若いころ乗ってました。緑色のSRV250を持ってたんですよ~ 懐かしいな~』と楽しそうに眺めていました。

そのKYさんが一旦自宅に戻られて後に、SRV250をいじっていた私の前に再びやってきるなり、代物?の点火ブラグをプレゼントしてくれました!(冒頭の写真)

事情を聞くと、交換部品として新品を購入したものを15年程使わずに手元に持っていたようです。(もう使わないから...とのこと)

良く見るとプラグの箱にはNGKとヤマハのマークがコラボしてました。ブログ主のSRV250Sはイリジウムプラグを付けているのでプラグ交換は当分先となりますが、頂き物は記念の品として”ストック部品庫”に大切に保管させて頂くことになりました。

プラグの性能って今と昔で違うものなのでしょうか? 昔のプラグは電極が太いので着火時に電極先端での冷却作用が大きく(デメリット)て着火性が劣ると思われます。

やはりイリジウムプラグの細い電極が私は好みです。寿命も長いのでイリジウムプラグがお勧めですね。そしてプラグをいろいろ試してみたわけではありませんが、NGKのイリジウムプラグは高回転でも確実にスパークしてくれるようです。

ブログ主のSRV250はレッドゾーン手前まで一気にエンジンが噴け上がります。ニュートラルの時だけではなく、実際に高速道路でレッドゾーンを越えても更に回りたるようなエンジン特性なのでV-TWINってこんなに回ったっけ? と思ってしまいます。(笑)

もし皆さんの愛車のエンジン始動性が悪くなったり、フケが悪くなった時 又は燃費が悪化してきた時はプラグの点検すると良いと思います。一般的には5000km走行したら一度プラグを見てみることをお勧めします。

交換インターバルの比較


(長) 普通自動車>軽自動車>バイク (短)

エンジンが高回転で回るバイクのエンジンはスパーク回数も増えますので距離換算すると早めの交換がいいですね!


KYさん!、貴重な品を頂きありがとうございました。


ちなみに4DNの適合プラグは、整備マニュアルによると、

  • NGK CR7HSA
  • NDENSO U22FSR-U
となっています。
ブログ主のSRV250はNGKのイリジウムプラグCR7HIXを入れてます。
エンジンは一発始動で絶好調です。高回転まで吹け上がる状態を見たい方は動画の再生をどうぞ!


電極が極細です! 良好な着火性と高回転時の確実なスパークが期待できます。






点火プラグの歴史

点火プラグと言えば、DENSOやNGKというメーカーを思いつきますが、1960年ごろは日立も点火ブラグを製造していたようですね。
1970年頃のYAMAHA XS-1等では日立製のプラグも使われていたとの情報もあります。

現在でもニッチな分野(刈払機、チェンソー、ヘッジトリマ、発電機)用として日立工機から点火プラグは発売されてます。




プラグって昔からほとんど形状変化がない部品ですよね。この形のまま存続しつつ、数十年後には全て電動化されて引退していくのでしょうか?

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