ガード部のスペアー品を確保せよ!
以前に
XR250に中華製のハンドガードを取り付けたことを紹介しました。実はこのハンドガードはリピート購入しています。
その理由はハンドガードのフレームやカバーがオフロード走行時の転倒でフレームが変形したり、樹脂製カバーが割れてしまったからです。
1回目の購入品:約2500円
ガレ場でコケて左右に倒す度に、カバーが割れ、欠けて、最後は粉砕し廃棄処分となりました。廃棄したのはカバーだけで、未だにフレームは変形しても元の形に戻して使ってます。
冷静に考えれば、少しバイクを倒すだけでフレームが変形するほど強度が不足している上に、自分で変形をもとに戻せてしまうことから、この中華製のハンドガードは強度不足だと言わざるを得ません。
それをわかっていながら、2回目の購入をした理由は単純に安かったから… そうです。ブログ主のテクでは今後オフロードを走るたびにコケることは避けられません。どうせ傷も付くし、変形も大なり小なりあるなら安いのが一番だということでリーピート購入しました。
2回目の購入品:約2000円(amazonでメッチャ安売り見つけてGet)
2回目に購入した時に新品の樹脂製ガードだけを使って1回目に購入したフレームに付けて今まで使ってきました。但し、ついに2回目購入品のガードも割れてしまいました。
従って、下記№1~3の策を考えました。
- 3回目も同じものを購入し費用最安路線を継続
- もしくは変形や割れない正規ブランド品を購入する
- ウルトラC的な変態工作でウケを狙う
さて、ここは読者の期待を裏切らないために変態工作(№3)でいきたいと思います。
ちなみに、この変態工作と合わせて、2回目に買った新品のフレームを使ってもいいのですが、1回目に購入したフレームが変形した際に原型の形が分かっていると修正が楽です。
新品のフレームは温存しておきます。(笑)
ハンドガードの役割
そもそもなぜオフロードバイクにハンドガードを付けるのでしょうか?主な理由としては
風や雨、埃、砂などから手を保護し、長時間走行で手が冷たくなるのを防いだり、手が汚れるのを防いだりすることができる。
落車や衝突時にハンドルバーが壊れるのを防ぐことができる。ハンドガードがあると、転倒時にハンドルバーが接地しても、ハンドルバーが曲がったり、折れることを防ぐことができる。
枝や草、岩などの障害物から手を保護することができる。特にオフ走行では手を怪我することを防ぐことができる。
などあります。
走行中に手が滑り落ちるのを防止することができます。特に、雨天や泥んこ道路での走行時には、手が滑り落ちることがあるため、ハンドガードがあると安心です。
バイクの外観をカスタマイズすることができます。ハンドガードには様々なデザインやカラーのものがあり、バイクの印象を変えることができます。
ハンドガードの構成部品
フレーム
ハンドガードの骨格部分で、アルミニウムやスチールなどの素材で作られています。
ガード
ハンドガードの中心に位置する、手を守るための部分で、プラスチックやポリマーなどの素材で作られています。硬い素材なら手を守ることができますが、硬すぎて脆い樹脂材でできたガードは転倒時に容易に割れてしまいます。(今回の中華製の弱点でした)
マウント
ハンドガードをハンドルバーに取り付けるための部分で、アルミニウムやスチールなどの素材で作られています。ハンドガードによっては、マウントにレールがついている場合もあります。マウントが頑丈に固定できてないと、転倒時にフレーム毎マウント部分もズレてしまってハンドル周辺のワイヤー、ブレーキホース等を破損させる2次被害が発生します。強固なマウント構造のものを選びましょう!
スクリュー
マウントをハンドルバーに固定するための部品で、一般的には六角穴付きのボルトが使用されます。
エンドキャップ
ハンドガードの端部分を覆いフレームをハンドルバーと固定する役目を担います。オフロードバイクで大切なのは右側のエンドキャップが転倒時に衝撃を受けても、右側のグリップの可動を妨げないことが最も重要だと考えます。
まな板を準備して工作開始
100均ショップで購入した材料は樹脂の中でもPP(ポリプロピレン)と呼ばれる柔らかくて切ったり曲げたりするのが容易なものです。
ブログ冒頭の写真をみると、『ソフトまな板:柔らかく曲がる』と願ったり叶ったりのキャッチコピーが書かれてます。
実は3週間前にこのソフトまな板を手に入れていましたが、工作する時間もなかったので割れたままのハンドガードを使っていました。
本日朝から雨模様なので2時間ぐらいで完成できると思い、レッツトライです。結論からいうと全く難しくありません。ハサミで切って穴開けるだけの簡単工作でした。
工作内容
- オリジナルのハンドガードに紙を当てて型紙作る
- まな板に当てて形を鉛筆で書く
- ハサミで切る
- ドリルで穴開ける
ね! 簡単でしょ! 普通の文房具用のハサミで切れます。
ここまで約1時間でできます。
切れ味の良いハサミを使えばバリも最小限で済みます。こだわる人はバリ取りしてください。100円の部材に拘る人もいないか…(笑)
まな板ハンドガードレビュー
メリット
他のハンドガードと被らない
割れない、欠けない
軽い
安価
デメリット
かっこ悪い
貧乏くさい
手作り感が満載
人から変な目で見られる
板状になっていると曲がって強度不足が懸念されましたが、R形状で固定されると十分強度が出ました。でもグイっとさらに押せば適度に曲がってきます。でもPP(ポリプロピレン)なので割れることはないでしょう。
性懲りもなく、ウケ狙いの工作をしてしまった。
実際のところ節約したいという気持ちよりも
こんな材料使って、
こんなことしたら、
意外と使えるものができるんじゃないの?
と考える。
そして自分で実際やってみる。
バイクに付けて走って使ってみる。
そしてコケて実証実験をする。
といったプロセスが楽しいだけなんですけどね~
今の仕事でそういったことができないので、実に楽しい工作時間(2.5h)となりました。
樫の木や桜の木を削り出して、ガード部を作ってみたいという新たなネタも浮かんできました。完全に変態ライダーです。
有名メーカーブランド品
ちなみに、有名なメーカのハンドガードを購入する場合は以下のような、信頼のおけるブランド品を買うのが一番です。ブログ主のように中華製を選ぶのは実はお勧めしません。(やはり容易に変形しちゃうのが欠点です)
Acerbis(アチェルビス):イタリアのメーカーで、オフロードバイク用のパーツやアクセサリーを多数製造しています。特に、ハンドガードの製造で有名で、カラフルなデザインが特徴です。
Cycra(サイクラ):アメリカのメーカーで、オフロードバイク用のパーツやアクセサリーを製造しています。ハンドガードだけでなく、フェンダーやナンバープレートなども製造しています。
Polisport(ポリスポート):ポルトガルのメーカーで、オフロードバイク用のパーツやアクセサリーを製造しています。特に、カラフルでポップなデザインのハンドガードが人気です。
Barkbusters(バークバスターズ):オーストラリアのメーカーで、オフロードバイク用のハンドガードを専門に製造しています。特に、アルミニウム製の強固なハンドガードが人気で、高い保護性能が特徴です。
UFO Plast(ウーフォープラスト):イタリアのメーカーで、オフロードバイク用のパーツやアクセサリーを製造しています。ハンドガードだけでなく、フェンダーやシートなども製造しています。
知恵袋
PP(ポリプロピレン)の特徴を列挙しておきます。
オフロードバイクの外装もPPで作られたものが多いです。
軽量性:軽量であり、比重が軽いため、持ち運びや加工が容易です。
耐熱性:耐熱性に優れており、高温の環境でも性質が変化しにくく、熱可塑性樹脂の中でも耐熱性が高いとされています。
耐薬品性:薬品に対して耐性があるため、化学薬品や酸、アルカリなどの薬品に使用されることが多いです。ガソリンやオイルが付いても変形や変色することは稀です。
難燃性:難燃性があり、火災の際に燃え広がりにくいとされています。
可塑性:可塑性に優れており、様々な形状に成型できます。
今後の野望
今は桜が満開の季節です。硬い桜の木を彫りこんで微妙なR形状付けれたら、ハンドガードにできるかな~ コケなくなったらの話だけど、オシャレ感覚で木製ガードとかいいよね!
マジで作ってみたいかも。早く定年迎えて好きなことや興味あることを毎日やってみてーよ~(笑)
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