犬走りをコンクリートの平板で代用 〜バイク備品の保管場所を確保〜

コンクリートの平板置くだけの簡単施工

DIY大好きなブロブ主は、諸事情から4台もバイクを維持している状況にも関わらず、未だに青空ガレージでメンテする毎日です。(笑)

当面は...というか永遠に? ガレージは無理そうです。

メンテ作業をやっていると、いままでやれなかった領域のメンテナンスもやってみたくなります。そうなると、いろんな物が増殖していきます。

このままでは、工具類も含めて置き場に困るので、まずは物置だけでも設置して、オイルやケミカル品、工具などの保管場所が必要です。

今は玄関内のシューズクローゼットに仮置きさせてもらっているのですが、そろそろカミさんからクレームが入る予感…(というか時々怒られてます)

玄関先の青空ガレージとシューズクローゼットとは距離が近いので利便性は文句ありません。但し、自宅内を空調(廊下、階段含めて全冷房)している時に、玄関を頻繁に開け閉めするのは電気エネルギー的にエコではありません。

それに家族揃って、やぶ蚊の侵入を嫌ってます。なので玄関ドアの開け閉めは最小限にしたいと考えました。

そうは言っても、玄関出て直ぐ横の場所にスチールタイプの物置を置くのは、家族の抵抗勢力が許してくれません。

一方、庭側に物置置くと玄関からやたら遠くなります。(我が家は北玄関で北側に車庫があります。

ということで、北側玄関から南側の庭に通じる僅かなスペースをコンクリートで補強して、スチール製物置(薄型)を設置することにしました。 同時に北側とこのスペースに開閉式の扉付けて、通行時の利便性を同時に計ります。

『犬走り』もどきを設置しよう

スチール製物置を先程のスペースに設置する場合は2通りの方法があります。
案1は現状の土の上に4カ所ブロックを置き、その上に物置を設置する方法。
案2としては通路をコンクリートでベタ塗りし物置を設置する方法
です。

土を踏み固めた後に、生コン練って木製トンボやコテでコンクリを塗っていくのは少々辛い歳になってきました。 手抜きしたいのです。(ボソ)

コンクリ塗りすると土の中の配管がダメになった時の修繕も大変です。(コンクリを剥がす必要あるので…)

ということで今回は案1,2の良いとこ取りでコンクリートの平板を使う方法としました。雑草を防止しつつ頑丈なコンクリートで重量物にも得うる構造。且つ、地面に埋め込んである家庭用の配管類のメンテも可能とする構想です。

ホームセンターで売っている平板コンクリートを並べるのが手軽な感じはするのですが、1つの平板サイズと厚みが、ブログ主の構想に合いません。

ホームセンターでサイズ的に一番合いそうなものはコレ ⇒(幅300mm、長さ1000mm、厚さ30mm) 価格は1000円〜1200円/枚です。 もっと安いものがあるのかもしれませんが、近場のホームセンターでは、この価格帯が多かったですね!

平板サイズが小さいと並べる際に水平取る作業が以外と面倒です。作業量的にも生コンを塗るのと変わらないような気がします。

厚みが30mmというのも強度的にちょっと不安だったりしますね~ 最低でも40mm欲しい。 更にサイズが小さい平板では、単価安くても敷く面積によっては材料費も嵩みます。

ホームセンターで価格調査

先程さらっと書いた、コンクリート部材の相場をホームセンターでリサーチをした結果を載せておきます。

ちなみに、ホームセンターには厚み30〜50mmで幅250〜300mm、長さが1mm以上というブログ主が欲しいサイズがありませんでした。

折角なので相場感を鍛える意味で対象外のコンクリート製品もブログに記録しておきます。(価格調査:2022年7月18日)

お目当ての平板と近い形状としてはU字溝の蓋ですかね〜
600mm×140mm×30mm:689円
600mm×180mm×30mm:798円
600mm×240mm×40mm:998円

ついでに、平板を浮かす基礎として使えそうなブロックの価格は?
建材関係は意外と高いものが多いです。
日頃、バイク部品を中華の国(アリエク)で調達しているので割高に感じます。
え! それと比較するなって... すみません(笑)
ついでに今後のこともあって、レンガ類の価格も調査しています。

製造工場から調達

ならば、ホームセンターで入手不可な面積大の平板を、製造工場から安価に入手すればいいんじゃない?

工場で良いサイズ見つかれば、ノア(トヨタ車1BOX)で運べば、50mm厚以上の平板が手に入るのではと考えました。50mmというのは農地等で土留めの壁を作る際に使う厚みなので強度的に(人が載ったり、物置に重量物入れたり)大丈夫でしょう!

鉄筋入ってれば尚いいけど、コスト的に無理。鉄筋なしで50mmを目標に探します。

さて、コンクリート製品の成形工場はツーリングで山方向へ向かうルートを走っていると、それらしい工場があるので、第一候補とします。

ここは生コンクリートを練る工場とコンクリート製品を成形している工場が並んでいる光景を何度も目にしてます。 犬走をコンクリートで埋めて作るなら、この生コン工場から練ったコンクリートをミキサー車で運んでもらう予定でした。(大がかりなので今回はスルー)

その生コン工場に隣接して成形工場もあります。よく見れば看板に『小売りします!』と書いてあるじゃないですかぁ〜 

飛び込みで詳細を聞いてみようと考え、7/16(土)にタイガー800でお散歩がてら工場に立ち寄ってみました。
休日で事務所は空いていませんでしたが、作業されている方がいたので以下2点を確認することができました。
  1.  個人への小売りは可能
  2.  直接車で取りに来てくれれば車へ積載するところまで工場側でやる
  3.  扱っている商品はホームページで見れる
  4.  価格はメール等で営業に聞けば見積もりしてくれる
良い話が聞けました。 工場内をぶらり見学してみると、破材や一部が欠けて商品もあったりして… 平日にくれば 売り物にできない商品が格安で入手可能化も、、、 

ちょっとワクワクしてきました。
西尾コンクリートのホームページで商品探すと、探していたサイズがドンピシャでありました。この商品は一般のホームセンター等では流通しない商品とのことです。

早速、営業さんにメールして見積もりしてもらった結果がこちらです。
2種類の平板をお願いしてます。厚みはいずれも50mm、長さは1490mmです。
2500mmを9枚、幅300mmを1枚の見積もり結果です。

約2万円ですね〜 予算内に収まります。 即決で購入意思を伝えました。

スチール製物置の組み立て

平板コンクリートの敷設ができたら、小型の物置をおきます。こちらはAmazonで購入しました。

バイクメンテ等やっている経験上、スチール製物置の組み立て苦もなくスイスイ進んでいきます。最安値品を購入したのでスチール板は薄くて、驚くほどペラペラです。

こんなんで耐久性あるのかな〜と不安になりましたが、組み上げてみるとそれなりに強度があると分かり一安心。
安物ゆえ塗装が手抜きなのか?と考えましたが、粉末塗装なので野外でも使えそう。錆がでそうな箇所は組付け直後に部分的にクリア塗装スプレーを吹いておきました。効果あるかな?(笑)

格安といいつつも、サイズは設置面積870×45 高さ1600 内部の平板は2枚構成ですので標準的な物ですね。送料込みで16800円なら納得価格。
設置部分の平行をしっかり出して設置後、耐震対策も考えて設置してみました。
何を入れる?優先順位を考えてみました。
  1.  工具類
  2.  園芸道具
  3.  バイク関係(オイル、ケミカル、素材)
  4.  バッテリー充電器(延長ケーブル含む)
  5.  パンダジャッキ
  6.  塗装関係
  7.  電動工具関係
  8.  キャンプ用品
まだまだ保管したいものはたくさんありますが、既に物置が一杯です。
こんなことならもう1つ買っておくんだったと後悔…

基礎作り

基礎というほどの大したものではありませんが、土掘って砂利入れて圧接した後に、安価なブロック入れて水平出ししておきます。
ついでに土の表面には草が生えないよう専用のビニールで覆いました。
基礎が完成したら一気に作業を進めます。平板コンクリートの設置ですね!
平板コンクリート重量は1枚40〜50kgもあります。一人作業は危険です。

腰を痛める可能性大なので、息子に手伝ってもらいました。
一応基礎の水平出しはきっちりやったので後は並べるだけですね!

いきなり完成!

イイ感じに仕上がりました。(自己満足)

ゴミ出しを便利に!

平板を置いた通路には分別ゴミ箱も設置しています。家庭で出る燃えるゴミ、プラゴミ、燃えないゴミの3種類毎に箱があります。(通路の一番奥側)

今まで、この通路は草が生えて歩きにくく、手前の柵は開閉できない固定式だったので人間が通り抜けすることができませんでした。

今回のコンクリート犬走り化と合わせて、この柵も開閉式へと改造します。固定しているネジ類を取り外して、既存の角柱(黒色スチール製)に木材を添えて木ネジが打てるようにしています。
可動する側の柵を木片でサンドイッチの様に挟んでボルト4本で固定しました。お互いの木片にヒンジを取り付けて開閉扉が完成!

コンクリート化で雨の日でも靴や草履が土でぐちゃぐちゃにならずに、楽にゴミ出しができると思います。 ブロブ主にとっても駐車場(青空ガレージ)から物置までの動線が楽になりました。
ちなみに、赤色で示したように50mmの厚さの平板が柵取付用の基礎と面一となるようにして、歩行する際の幅を少しでも確保できるよう工夫しました。250mm幅を3つ並べて750mmとなり通路全体の幅でピッタリと嵌ってます。(自己満足)

まだ土むき出し部分があるので、コンクリートを粉末状にした『まさ王』を使って雑草対策を今後する予定です。この製品はお手軽で使い勝手いいですよ!

まさ王を使わなくても通常のコンクリート(粉末)と砂を適度に混ぜて表層に整えて撒いてから水掛けても同じような効果あります。
キャンプ用品も置きたかったけど、既に物置が一杯なので室内で使っていた樹脂製のボックスごと外に出すことにしました。

ボックスはコンクリート直置きでもよかったのですが、収納を縦方向に稼ぎたかった為、ボックスを置く台を設置することにします。

作業台の作成

今後大工仕事をする際に作業台も欲しいのでそういった用途にも使えるような台を作ってみました。雨で腐らないように、余っていたスプレー缶で塗装してます。
『もう少しおしゃれにできないのぉ~』 と奥様からの御言葉もあり、防水性のシートを天板に貼ります。少しだけ見栄えよくなりましたかね? 見えないエリアに置く台だから水対策できればOKということで妥協してます。
この台の上にボックスを置いて、下側も小物を置けるようにしました。
構想は数日、施工も数日のプチ外装作業が無事に終わりました。

あ~次は屋根付き車庫(カーポート)が欲しいな。
当然DIYだよな。(←自分に掟を課すブログ主...)

Youtubeで探してみると自分のイメージと近いカーポートがありました。丸ごと真似するかな(ボソ)
製材所探しから始まって、格安に材料を入手するのがコスト削減の秘訣だとすると、まだまだ先になりそう...

予算10万円以下だと厳しいかもしれない。既製品を買うという手もあるが普通のカーポートじゃつまらないのでイケアの気になるアレ(ヒッメルソー:ガゼボ)を二つ買って、屋根だけDIYで雨風台風に耐えれるようにする手もある。 支柱が暴風雨に耐えれるのか現在調査中!(たぶん難しい...)

1つのサイズが3000×3000mmなので2個ならべると3000×6000mm
つまり3m×6mなのでカーポート内に流用して軽自動車しか駐車しいという条件ならこれでも十分な気もする。
Amazonだと高いので店舗購入がおすすめですよ! 
思い切って、コストコのガゼボを買ってしまえば、お手軽で簡単かもね~(15万円オーバーはチョット痛い)

あれこれ構想して自ら働いてモノづくりしている時が一番楽しい。そういう職種なら『仕事が生きがい』ってなるのだけど、たぶん自分は退職してから、いきいきするタイプだと思う(笑)

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