雪道を走るつもりもないのにグリップヒーター XR250

オフロードバイクにグリップヒーターがポン付け!

この記事は2021年10月17日に書いたものです。
昨日2022年12月3日にビックオフロードバイクと山中に林道ツーリングに行った際に、グリップヒーターが動かなくなっていたので、分解して原因を調べてみました。
ブログ最終頁に記事を追記してます。
急に寒くなりまいた。昨日は午前中は晴れて、日向にいると汗ばむほどの陽気。一方本日は朝から東海地方は強風が吹き荒れます。しかもその風が寒いのなんのって... 昨日と本日で気温差ありすぎです。

そういう理由だから思い立ったわけではありませんが、クローゼットに1年前から買ってストックしているグリップヒーターをXR250に取り付けて見ることにしました。過去の作業でUSB電源をメーター周辺に設置する際、バッテリーから太いハーネスでリレー噛ませて電源の+とーを持ってきているので配線関係は直ぐにできるようにしてあります。

なので左側のハンドルグリップを取り外して、スロットル側がポン付けできるならそれほど時間が掛かる作業ではありません。

それではレッツトライ! 楽しいDIYでグリップヒーターを付けてみましょう!
今回使う部品はもちろん中華製です。以前にルネッサに付けた品と全く同じものです。

当然ながら中華の国から直送で、アリエクなら送料込みで約1000円という格安品!。
どんなトラブルが起きても自己責任というブログ主にとってはワクワクする商品です。

但し、最近は円安傾向なので値段はジリ高傾向です。

右側(ブレーキレバー側)

まずはスロットルワイヤーとかややこしい側からオペ開始!
ボルト2本外してホルダーを取ります。
実はこの中華製のグリップヒーターはワイヤー固定部だけが分離できるのです。
純正(左下)に対して分解した中華製のパーツは少し形状が違うのでカッターで慎重に切って形をできるだけ合わせます。
一旦、現物合わせ的にフィッティングしましょう! それにしても樹脂のバリが酷いな~
スロットルワイヤーを取り付けて、ホルダーと干渉する部分の直径を測定してみると約27.2mmです。ヤマハルネッサの時はこの27.2mmがホルダーの直径26.5mmよりデカいので樹脂部分を削るハメになりました。

ホンダXR250との相性はこれ如何に?

まずはお手軽フィッティングで確認すると...
あれ? クリアランスが十分あるんじゃねぇ~ ホルダー部分を指で強く挟んだ状態で中の樹脂部を触ると左右前後に動かせます。
ということで、いきなり正規取付に進んじゃいます。XR250はスロットルワイヤーの動きをスムーズにする白色のカラーが付いてますのでこれを忘れずに嵌めましょう。ついでにシリコンスプレー吹いておきました。ワイヤーにも注油タップリね~(笑)
ヒーターから出る電源ハーネスが上側に位置するようにグリップ部分を回転させて『ポン♪』っと樹脂部品にグリップ本体を嵌め込みます。 ゴム端にもバリありますが取らずにそのまま使います。
オフ車だから気にしない 気にしない。
電源ハーネスはスロットル閉時がこんな感じでハーネスが下側に垂れるようにしました。
スロットル全開時はこんな感じです。スロットル全開までに90度くらいしか回りません。SRV250は150度くらい回ったような気がします。今度確かめてみようっと。
ちなみに、XR250は負圧式キャブレター(CVキャブ)でスロットル操作に対してワンテンポ遅れるようなゆったり感のあるキャブレターと思いきや、強制開機構があるので3000rpm以上の回転数時にスロットルを一気に開けると、キャブも追従して燃料を『どばぁぁ…』とシリンダーに流し込みます。
そんな機構のお陰で驚くほどパワーを感じてながら走れる面白いバイクです。モタードにして乗る人気も納得できる楽しいバイクです。

話を戻します。電源ハーネスは一旦下にいって、たるみ持たせて戻ってくるよう引き回ししました。
何度かスロットル開閉をさせながら当たる部分が無いことを何度も確認します。すると、干渉部分がないと思ってましたが、そこか少しだけ当たっているようです。

スロットル全開時にスムーズな動きをさせようとすると少し隙間があるぐらいが丁度いいですね。

ワイヤー固定部の形をもっと純正相当に小さめにした方がいいのかな~
時間ある時にもう一度分解して何が当たるのか調べてみます。

左側(クラッチレバー側)

いつぞやの転倒で穴の開いたグリップ部が痛々しい? その穴からハンドルとゴムの接触部にシリコンスプレーでシューってしました。グリップ柔らかいので剥けました。(笑)
接着剤の硬化したカスが付いていたので、、、
ピカール付けて綺麗にします。
イイ感じにまとまりました。最初は手で押し込んで行けたんですが、残り15mmぐらいで手で押してもウンともスンとも動きません。端に布切れ当てて木槌で叩いて無事収まりました。接着材使ってません。
強固に圧入気味に嵌ったので、もう位置修正とかできない。取り外す時はどうするんだろう?
これで冬でも走れるかな~ それにしてもこのヒーターは中華大陸極寒仕様なのか、無茶苦茶暖いというか、熱いです。使用する際はお気をつけて下さい。
(表中の数値はルネッサで測定した時の値です。)
 
2022年12月3日追記

コントローラーが故障!

朝方に冷え込む日が多くなりました。12月3日にビッグバイクでオフロードを楽しむお二人について山の中に入っていきました。寒さを避けて昼頃から走り始めたのでメッチャ寒いというわけではありませんでした。

寒くても、昨年付けたグリップヒーターがあれば大丈夫と高をくくっていたところ...
動きませんな~ SW-ONで暖かくなりません。スイッチ部なのかコントローラか? 

分解してみたところ、コントローラのFETが発熱して、はんだが溶けた跡がありました。よく見つとFETが基板から浮いてます。(笑)

素子が熱破壊してなければ、再度はんだ付けするだけで復活するんじゃない? ほぼ8割方確信しつつ、はんだ付けすると無事に修理完了となりました。
やっぱ中華製は品質面では安心できません。
まあ修理するのは苦痛じゃないからいいけどね(爆)

基盤全体も熱で炭化し始める兆候あるので、放熱設計が成り立ってないのでしょう。本当は基板から延びる線4本を極太線にしてあげれば、銅線経由で熱引き作用が期待できるけど、とりあえず、これで良しとします。

今度同じ症状になったら、線の太さもチェンジです!
昨年は1000円で買ったグリップヒーターもAliExpressも円安影響から1.5倍の1500円程度に値上がりしてました。(ボソ)

翌日、いつもの河川敷で練習中にまたやらかしました。もちろんこんなことではグリップヒーターは故障しませんが、ミラーがポロリ。 コケて壊して、壊して修理。修理して壊すの繰り返し。下手だから仕方ありませんが、オフロードは楽しくて仕方ありません。

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