発電する時計、その名はAGS

ブログ主の左腕で毎日止まらずに働き続けている腕時計のお話です。
1995年頃の発売された腕時計で。AGSと呼ばれる機構を内部に持ってます。
時計内部のムーブメントが動くと磁石を内蔵した発電ローターを回転さえて、隣接するコイルが発電する仕組みです。
そして2次電池(バイクのバッテリーみないなもの)に電気エネルギーを蓄えてクオーツが動くしくみ仕組みです。現在主流の太陽光発電とはことなる発電方式ですね~
私ははこの機構が大のお気に入りなのです。
腕時計を振りさえすれば永遠に発電し動き続ける思ってましたが、どうやら2次電池が劣化すると貯めれる電気量が徐々に減ってくることがわかりました。
車のバッテリーとかと同じように経年劣化により、発電した電気をほんの僅かしか溜めれなくなるようです。
ということでメンテナンス開始です。まずはバンドを分離します。

バンドも分解して清掃すれば、チタン合金のしぶい光が蘇りますね! この際、しっかりと清掃してください。
粒子の細かい研磨剤がある方は綿棒に付けてバンドの裏側の目立たない場所で使ってみてください。
優しく擦れば新品状態と同じぐらいの光沢が復活しますので、その勢いて表側の面も仕上げてみる。それとも止めておくを状況に応じて判断してください。

AGSの電池交換は簡単?

次に裏ぶたを外します。

扇形のムーブメントを外します。

中心部の歯車を取ります。

この歯車を経由してムーブメントの振れを
時計内部で高速回転運動に変換します。

AGSの仕組みを解説
コイル両端に誘起された電圧を小さなコンデンサに蓄えて次々と多段で構成されたコンデンサ回路を切り替えて高い電圧を作り出します。 この低い電圧を高い電圧に変換していく方式は一般的にチャージポンプ回路と呼ばれてます。赤色絶縁フィルムの下に、目的の二次電池が隠れています。

二次電池を外した状態の写真です。

二次電池の紹介
★ここからは新品部品の登場です。★あと10年ぐらいは二次電池を交換せずに動き続けてくれますかね~(笑)
その他(5M42A, 5M43, 5M22, 5M23, 5M25)
SEIKO AGS 5M系の二次電池の交換の様子はこちら
◆2026年6月26日追記
程度の良い中古品を数年前にヤフオクで入手していた3M22の電池を入れ替えて、復活させてみました。ブログ主がもっている時計と同じタイプで青色の文字盤のタイプです。白色の文字盤と少し印象が違って、これもいいですね~

裏蓋を取り外した状態
最初の金具を取り外すと電池のマイナス側に絶縁フィルムが見えてきます。このフィルムも取り外します。

次に、写真の上側にある長細い金具を取り外します。
ムーブメントの外周にある緑の固定用リングも作業性を上げるために取り外します。
今回の電池交換では必要ないかと思いますが、もし竜頭を取り外したい場合のヒントを記載しておきます。
長年の使用で各種パッキンが劣化して竜頭部分に水が少し入ってしまうと軸に錆び発生することがあります。
電池交換した際にもっと、大がかりにメンテしておきたい方は竜頭を抜いてムーブメントごと本体と外すことができます。
おしどりを探せ
- おしどりを探す
- 竜頭を引き抜く
- 時計をある程度分解する
- 掃除機で吸引して錆粉を吸う(効果あるの?)
- ガラス裏側をアルコールで拭く
- ドライヤーで乾かす
そういいながらも全バラししてフルオーバーホールの時期が来ているのかもと若干の不安あります。(笑)
ちなみに最初に書いた”おしどり”は簡単に見つかりました。ネットせ探してもおしどりを押して竜頭のロックを外して引き出すところまで記載した記事は少ないですね~
竜頭を抜いちゃうと元に戻せない場合もあるので自己責任でやるしかありません。
おしどりの位置は時計の針や日付けを合わせる際に竜頭を少しスライドさせた時に内部を良く観察すると、ピョコ♪と動く部位があります。竜頭の軸に近いところです。
その動く部分の凹んだ部分を押しながらゆっくり竜頭をスライドさせると抜けました。
竜頭が抜ければここまで分解可能ですね~
竜頭の軸部分の錆取りはバイクメンテに使っているケミカル材で代用して拭いたり擦ったりして、なんとか実用レベルになりました。
ムーブメントを外して歯車が沢山見えるようにして掃除機で丹念に隙間の異物を吸いだして...(本当に吸い取れたかは不明)
逆の手順で復元して竜頭も含めて滑らかに動くようになりました。










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