お気に入りのタコメーターがタコ踊り? SRV250

古いバイクのタコメーターの持病



古いバイクのタコメーターの異常として、よく知られた症状があります。
それはタコメーターの針が小刻みに動いたりして、回転数を正確に示すことができなくなる現象です。我が愛機SRV250もついに発症してしまいました。

走行中にふとタコメーターを見ると針がピュンピュン跳ねるような動きになっていました。
もちろんエンジン回転数は一定に保っている時に確認したので今までなら一定の回転数のところで針はピタリと止まっていました。

ついに寿命がきたかなと思いつつネットを調べてみます。すると、電解コンデンサの容量が経年変化で減ってくると、今回の症状になる場合があるとのこと。

電子部品の寿命は理論上は半永久的に使えるものと、経年劣化で性能が劣化してしまうものがあります。

特に電解コンデンサーは電解液が揮発して抜けてきたり、構成しているアルミ箔の電極部が劣化してくるという部品構成上の弱点がある為、年月とともに容量が少なくなってきます。

又、熱サイクル(低温⇔高温)を繰り返し加えるとコンデンサー容量が減るのが早まります。従って夏の炎天下でバイクを駐車する場合はメータ上に直射日光を遮る何か1枚を被せておけば経年劣化を防げます。

物の物性を変化させる紫外線と酸素と高温状態から部品を守れば特性変化は防げることを知っていると古いバイクの保管方法が自ずと分かってきますね!



①まずはカバーと取り外した状態から内部基盤にアクセスする為に分解作業に掛かります。



②ところが目を凝らしてみても内部にアクセスする術がわかりません.....



③どうやら、このステンレス製のリングの折り曲げ加工部(かしめ加工部)を地道に剥がすしかないようです。(え!マジですか?)


④とんでもなく根気がいる作業です。白い筐体の樹脂部もボロボロになりました。そして30分以上かけて、なんとかリングが取れました。



ガラスと金属リングの間には分厚いゴムが入ってます。これで雨や湿気をシャットアウトするのでしょう! それにしてもお金掛かってますね~ SRV250って。


■ここから内部回路へアクセスします。



中身を取り出すには裏側のネジ2本を緩めるだけです。 やっと分解までは完了しました。


基盤を取り外します。 樹脂の爪ロックを外すだけで基盤とメーターパネル部は分離できます。



交換したアルミ電解コンデンサは赤丸印の部分です。全て同一容量のものに交換しました。


そしてボリューム抵抗近傍のアルミ電解コンデンサーも交換します。


その他の電気的接合部にクラックやルーズコンタクトがないかを確認します。問題ありませんでした。



修理は成功? それとも...

復活の期待を込めてバイクに付け復元後に走行してみました。
結果は...ダメでした。

症状は緩和されましたが完治せず。 ICが故障してしまったのかもしれません。
自宅にオシロスコープなどもありませんので、これ以上は深追いしないことを決断です。

素直に安直な方法(=ヤフオクで中古を落札)で本体ごとお取り換え!します。
その後は我がSRV250で順調にエンジン回転数を刻んでくれてます。

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