VOLVO V40(D4)の車検は一発合格
バイクのユーザー車検は数回経験して、何度か危機を乗り切って合格してきた経験があるブログ主。また過去にバイクの名義変更とか、車検証の再発行とか何かと車検場に行くことがあったので、いつかは自動車の車検も自分で受けてみたいな~という目標がありました。カミさんのVOLVO V40(D4)を格安で約二年前にヤフオクで落札し、仮ナンバーで大阪から車を引き取ってきて、自分で車庫証明やナンバープレートの交付をしてもらったり経緯もあり、このV40はユーザー車検で乗り切って格安路線を突き進むのが俺の使命とか変な義務感を持っていました。
そうです。今日がその決戦の日なのです。(笑) 結論から言っちゃいますと、一発合格で無事に完了することができました。備忘録として残し、2年後の車検に備える意味でブログ記事にしておきます。
1.車検日の予約
自動車検査インターネット予約システムから受検したい日時で事前予約します。
ログインID登録やパスワードを登録してシステムが使えるようになったら、ログインして自分が受けたい検査場を選択して予約します。
今回は継続試験を普通車で受検したいので必要な選択をした後に
手続きすると予約画面が現れます。9/16時点でログインしてみたところ、
下記のような画面が確認できました。
予約番号も画面に別途表示されますし、登録したメールアドレスにも予約内容が送付されてきます。
ご希望の受検日時を選択してください。「○」または「△」が選択可能です。
本日を含む14日(開庁日のみ)先までの予約が可能です。
ラウンド | 1ラウンド | 2ラウンド | 3ラウンド | 4ラウンド |
---|---|---|---|---|
受付時間 | 08:45-11:45 | 08:45-11:45 | 12:45-15:45 | 12:45-15:45 |
検査時間 | 09:00-10:15 | 10:30-12:00 | 13:00-14:15 | 14:30-16:00 |
9月16日(火) | 終 | 終 | 終 | 終 |
9月17日(水) | × | × | × | × |
9月18日(木) | × | × | × | × |
9月19日(金) | × | × | × | × |
9月22日(月) | × | × | × | × |
9月24日(水) | × | × | × | × |
9月25日(木) | × | × | × | |
9月26日(金) | × | × | ||
9月29日(月) | × | × | ||
9月30日(火) | ||||
10月 1日(水) | ||||
10月 2日(木) | ||||
10月 3日(金) | ||||
10月 6日(月) | × |
○ … 4台以上の空きがあります。
△ … 3台以下の空きがあります。
× … 空きがありません。
- … 受付しておりません。
終 … 受付を終了しております。
△ … 3台以下の空きがあります。
× … 空きがありません。
- … 受付しておりません。
終 … 受付を終了しております。
〇印△印をクリックすると、その日時での予約画面が表示されるの車検証を見ながら必要事項を入力すれば、予約完了です。
ブログ主の場合は2週間前に予約画面を確認しながら、本日9/16の1ラウンド予約をしておりました。(予約内容は下記)、予約番号も画面に別途表示されますし、登録したメールアドレスにも予約内容が送付されてきます。
2.受検車両の整備
車検を受ける際は事前に車の整備をして不備がないかを確認してから受ける場合と、とりあえず車検を受けて合格後にあとから整備する場合があります。ブログ主はバイクの車検時や今回の車の車検も事前に自分で整備してから受検する方法を選択しています。タイヤローテやタイヤ溝の確認、ブレーキパッドの残量、ブローバイガス(V40D4の持病?)も含めて検査や調整した部分について帳票に結果を書いておきます。
事前点検・整備結果を 24ヶ月法定点検表に書くだけなので簡単です。もし、点検表の内容が理解できない場合はDIYで検査するのは難しいのでユーザー車検をあきらめた方がよいかもしれません。
ちなみにブログ主はOBDのトングルをもっているので、スマホ(フリーソフト)で車両にエラーコードがないか確認しておきました。もちろんエラーはありません。(笑) エラーがあれば、一旦すべてのエラーをクリアしておくことをお勧めします。
2018年11月以降に新車登録された車は車検場でもOBD検査があるらしいと聞いておりますが、V40は2018年6月登録なので、OBD云々は言われないと思います。
この写真を撮った後に、その他点検項目欄に以下を追記しておきました。
アンダーカバー:ブローバイガス付着洗浄済み
ターボライン:表面清掃
この写真を撮った後に、その他点検項目欄に以下を追記しておきました。
アンダーカバー:ブローバイガス付着洗浄済み
ターボライン:表面清掃
エラーなし(OBD2)
下記をOBD診断機で確認済み
DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)の詰まり
DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)の詰まり
O2センサー診断機
このぐらいアピールしておけば、ちゃんとメンテナンスや整備やってきたと分かってもらえることでしょう!(笑)
このぐらいアピールしておけば、ちゃんとメンテナンスや整備やってきたと分かってもらえることでしょう!(笑)
事前にやったメンテ等のブログ記事はこちら
3.試験当日
自宅を8:15に出発しました。エンジンルーム裏側のアンダーカバーにオイル漏れ、もしくはブローバイガスの液状化したものが染み出してないか、エンジン掛ける前に最終チェック!
大丈夫なようです。
試験場まで20分ぐらいで到着です。(近いので助かります)最初にテスター屋に入ってヘッドライトロービームの光軸調整をしてもらいました。
費用は2000円です。ボンネットのロックを外すして、テスター屋の担当者が光軸調整ダイヤルを触れるようにしておきましょう!
担当者の方に、光軸ずれてましたか? と聞いてみるとちょっとだけね
と回答ありました。もしかしたらテスター屋をパスしていきなりレーン検査しても大丈夫だったのかもしれませんね~(いやいや安心の2000円は安いものですよ!)
何番のレーンがいいですか? と ちょっと意味深な質問もしてみたところ、①②どちらでもユーザー車検OKだけど、②がお勧めですと笑顔で貴重な情報を教えてくれました。
車を駐車場に止めて、受付窓口に行きます。ここで用紙に必要事項を書いたり、印紙購入して貼ったり、自賠責保険更新したり、レーンで車を検査する前に手続き開始です。
車検証のQRコードを読ませると以下3つの書類がプリントアウトされてきます。
- 自動車検査票
- OCR申請書(継続車検申請書)
- 自動車重量税納付書
但し、事前に試験場で帳票類は入手していて手書きで書いていたので、結局この印字された帳票は利用しませんでした。受検日当日しか印刷できないのが残念!
前日とか印刷できれば嬉しいのですが…。
ちなみに、重量税をいくら払えばいいのか(印紙購入)が分からない場合は事前にWEBサイトで調べることが可能です。V40のクリーンディーゼルモデルは若干ですが重量税が優遇されて、20000円でした。
当初は重量税32800円と勘違いしていました。正しい20000円の印紙を車検場で購入して用紙に貼ります。また自動車検査票へ審査票代500円と継続車検費用1800円(3ナンバー車)の印紙も忘れずに貼っておきます。
そして、4月か5月頃に事前に支払っている自動車税の領収書(支払ったことがわかるもの)も忘れずに書類一式に含めてクリップ等でまとめておきましょう。
自賠責保険(2年)も車検場で手続きできますので、こちらも2年分加入して証書を用紙一式としてまとめて窓口に提出します。この際ICタグ内蔵の車検証だけでなく、付属のA4の紙も提出すると保険更新の手続きがスムーズに進みます。
ちなみに、今回V40は妻名義の車です。ブログ主が代理で車検を受けるので委任状を書いて受付窓口へ他の書類一式と併せて持っていきました。
ところがOCR申請書に申請人と受検人を記入する欄があり、申請人の欄に妻の名前と押印、受検人の欄にブログ主の名前を書いたものを準備して提出したところ、
これがあれば委任状は要りませんよ! と係の人が教えてくれました。
勉強になりました。
書類を窓口に提出したのが8:50でした。2分もしないうちに呼ばれたので、どこか書類に不備があったのかと窓口に行くと全てOKです。検査レーンに行ってください。とのこと
書類に不備がなく嬉しかったです(笑)
検査レーン前待機
まだ9:00前です。検査開始時刻前なので、早朝から待っている人がレーンのシャッターが開くのを今か今かと待っているようです。今日も暑い一日となりそうです。
既に外気温は31℃、エアコンかけて社内で待機します。レーン②で先頭から6番目ということで、意外と空いている日だと感じました。(3連休明けの朝一だと業者さんも少なめ?)
9時になりました。検査レーン入口のシャッターが一斉に開きました。
事前確認検査
車検証と自動車検査票、24か月法定検査表(自分で検査した結果記入済み)等を検査員にまず提出します。検査員は車検証の車両型式や台車番号が提出書類(作成書類)とアンマッチがないか確認しているようです。
まずは、運転席に座ったままでシートベルトの脱着確認、サイドブレーキ確認、ターンシグナル、ハザード、ロービーム、ハイビーム、ホーン吹鳴、ウォッシャー動作などを指示されたので、その通りにやりました。
検査員さんは同時にメーターを見ながら、異常な警告灯がないかとか、走行距離計の数字などチェックしていたようです。発煙筒の使用期限については確認していませんでした。
車両の台車登録番号(刻印等)も確認されません。
その後、フロントとリアに検査員が移動し、ターンランプ、ハザードランプの点滅、ストップランプ、バックランプ、ブレーキランプ、テールランプ等をチェックするので、検査員の指示に従って、レバー倒したり、ボタン押したり、ブレーキ踏んだりと 言われるがままに操作するだけ。
最後にボンネットを開ける(ロック解除、フード開けて固定)よう指示ありました。ロックを解除して、自分でボンネット前に立ちフードを開けます。(整備できる人間かを確認したのでしょうか?)
続けて、エンジンルームをLEDライトを当てながら覗き込み、異常(オイル漏れ、異音?)を確認していました。 最後にオッケーと言ってくれて、係員がボンネットを閉じてくれました。
レーン内突入
レーン内の電光掲示版の指示に従って、レーンに突入です。最初に排ガスの検査となります。係員に『ディーゼルです。排ガス検査のプローブをマフラーに差し込めばいいですか?』と会訪ねると、優しそうな年配検査員から『全部こっちでやるから、あなたはココに立っておいてね』と指示あり。
係員がプローブをマフラーに突っ込んで、運転席のアクセルを煽って、排ガス(黒煙、その他成分?)をチェックです。
無事に合格しました。
ディーゼル車特有の排気ガス検査(黒煙検査やオパシメータ測定)が不安だったんで、実は車検の1週間前にワコーズのフューエル1(ディーゼル用)を入れていたのは秘密です。
お次は、ブレーキテストらしいので、空いている前方方向にゆっくりと車を移動させます。
所定位置でサイドブレーキ検査、フットブレーキ検査などやりました。検査員が運転席横まできて、『初めて?』と聞くので『そうです。よろしくお願いします!』と笑顔で答えると、付きっきりで、口頭でいろいろ指示してくれました。
所定位置でサイドブレーキ検査、フットブレーキ検査などやりました。検査員が運転席横まできて、『初めて?』と聞くので『そうです。よろしくお願いします!』と笑顔で答えると、付きっきりで、口頭でいろいろ指示してくれました。
40km/までアクセル調整して速度上げて、40kmになったらホーン鳴らしてと言われたのでその通りにやると速度計と実速度の精度もあっと言う間に終わりました。
その後ヘッドライトをロービームにした状態で光軸と光度(照度)確認も無事合格です。
最後に、下回りを確認する場所に車を進めて、別の検査員が下回りを確認しながら、車が台車ごと揺らされて、安定性等の確認がなされました。
台車が揺すられる際にハンドルが勝手に動こうとするので、手を放しておいてとの指示あり。こんなど素人でも検査員さんが丁寧に指示してくれるので無事に一発合格できました。
総合ボックス
検査レーンを出ると総合ボックスへ行くよう指示されたので、そこで全ての検査の検査員が押された状態で全書類を出します。 3分ぐらい待つと『全部OKですね~ 最初に入った建屋の7番窓口へ行ってください』 との指示がありました。7番窓口へ行って全書類を提出すると5分後に、『はい!これで全て終了です。』 車検証とステッカー等をもらって全ての工程が完了しました。 あとは、駐車場で待っているV40に新たなシールを貼るだけです。
この作業は自宅に帰って、落ち着いて実施することにします。
車検費用はトータル41950円でした。
<内訳>
検査費用と手数料:1800+500=2300円
重量税:20000円(クリーンディーゼルだから安い)
自賠責保険(2年):17650円
テスター代(ヘッドライト光軸調整):2000円
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