車庫証明シールの廃止
自動車の車庫証明(正式名称:保管場所証明)で交付されていたシール(正式名称:保管場所標章)は、2025年4月1日から廃止されていたと、最近知りました。地元の警察署へ9/20に申請し、9/26に証明書を取りに行った際、窓口でシール手渡されなかったので、『シールは?』と尋ねたところ、
『シールは無くなったから!』と窓口の係の人から教えてもらいました。
いつから不要になった?
この改正は、2024年5月17日に参院本会議で「自動車の保管場所の確保等に関する法律(車庫法)」の改正案が可決・成立したことを受け、公布後1年以内の施行として決定されました。
ただし、車庫証明制度自体は継続され、新車購入時や住所変更時などに警察署への申請は引き続き必要です。
廃止の理由車庫証明シールは、1991年に導入され、警察官が現場で車両の保管場所を確認しやすくし、違法駐車(青空駐車)を防ぐためのものでした。
しかし、以下の理由で廃止に至りました:警察のチェックシステムのデジタル化・改善:現在、保管場所の情報は電子データベースで管理されており、ナンバープレートから所有者や保管場所を即座に検索可能になったため、シールの視覚的な確認が不要になりました。
違法駐車の減少:高度経済成長期の駐車場不足による違法駐車の深刻化を背景に導入されましたが、近年は駐車環境の改善や取り締まりの強化により、違法駐車の件数が大幅に減少し、シールの必要性が低下しました。
行政の効率化と負担軽減:シールの印刷・交付・貼付確認などの業務が、警察や利用者双方に手間をかけていました。政府のデジタル化推進(マイナンバー活用やオンライン申請の拡充)の一環として、書類の簡素化と業務効率化を図るためとのこと。
これにより、利用者の貼付手間やシール剥がしの煩わしさが解消され、行政コストも削減されます。警察署での支払い金額の変化廃止に伴い、警察署での車庫証明申請手数料はシール交付分が不要になるため、費用削減となりますね~
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