リビングのエアコン交換 ~白くまくん~

東芝エアコン19年間ありがとう

リビングの東芝製エアコンが故障してしまった。猛暑が続いて24時間エアコン常時稼働だったのが影響したのか? それとも19年経過したので、本来の寿命を全うしたのかまでは今回は問わないことにした。

たぶん冷媒ガスが漏れてしまっただけで、チャージすれば冷風がでるようになると思われたが、冷媒配管のフレア加工部分はやり直さないとガス漏れは止まらずにやがては抜けてしまうと思われる。

よって、新品交換を選択することにした。とは言えエアコンも12畳とかはお高いこのご時世。… あと1か月後ならエアコンも急激に価格が下がると思われるが、なぜか今年は残暑が続きすぎて25度以上の夏日が続く。こうなったらネットでエアコン単独購入+DIYでエアコン配管という無破り計画に基づいて実行あるのみ!

エアコンは白くまくん!

来年も暑い夏がやってくることを想定して3.6kwタイプをチョイス! これで送料込みで6万円ならメッチャ安いと思われる。もちろん新品なので配管接続さえ失敗しなければ、家電ショップで取り付け込み価格より3~4万円は節約できることになろう。

写真の配管はamazonで購入した4mの品、これは既に配管両側の口部分にフレア加工までしてあるポン付け可能な配管なので、銅管切ったり、フレア加工したりする道具が不要。
これがあれば誰でもエアコン付けれるんじゃん。ホント便利な世の中になりました。

真空引きは今回やりません。エアバージで3Lほど配管内の空気を押し出す方法をとります。

その前に古いエアコンを取り外す作業がありますね~www

古いエアコンの取り外し


エアコンをオン状態で室外機のOUT側を六角レンチで締めて冷媒の経路を遮断します。
その後10分ぐらいMax Cool状態でエアコンON! 室外機内部のコンプレッサを動かし続けてフロン冷媒をタンク内に封じ込めます。 いわゆるポンプダウンをやっておきます。

そして、IN側も六角レンチで締めます。これで冷媒が大気放出することなく配管を分解できます。(冷媒が配管に残っていればだけど....)

INとOUT側の配管接続部分と電源の配線部分を外したら、室内機を壁から外して配管と電源線ごとズズッと抜きます。 これで取り外し成功です。
古い室内機の取付け金属パネルも取り外しました。
目標時間は3時間!

ブログ主はDIYが好きですが、エアコンやバイクやその他いろいろ作業する際に必ず目標時間を設定してます。その方が短時間でなんとかやろうといろいろ工夫するのでボケ防止になると思って意識して自分に掟を課してます。(笑)

まず、新品取り付け金具を付けます。旧金具のネジ穴を極力利用すべくサブステーを自作してます。(どこかわかるかな~)
次に、取り付けに必要な備品が全てあるかを再確認しました。途中でホームセンターに走るのは避けたいですよね!
室内機に電源線を取り付けます。この電源線は旧エアコンから取り出した再利用品です。大丈夫ですよ簡単に折れたりしない頑丈な銅線がエアコンには使われてますから、上手く取り出せれば再利用可能です。

そして銅配管の接続部(フレア加工部)に塗る冷媒漏れ防止剤『ナイログ』も購入済みです。この『ナイログ』は業者用なので量が多すぎですね~
エアコン10台分ぐらいありそう。

ヤフオクで調べたら小分けにして小売りしている猛人もいました。皆さんいろいろ商売を考えてますね~
本体から出ている配管と排水用ドレインホースを束ねて壁穴を通しやすくします。配管部分は本体側まで隈なく断熱して結露防止をやってくださいね~
壁や本体内で結露して水が垂れるのが嫌ですから…。
黄色部分の先端に樹脂キャップがあります。これを取ると綺麗な面が出てきますので、ここに銅配管先端(フレア加工した部分)と組付けます。面と面が接する部分にナイログを付けるのが冷媒漏れ防止に有効です。
尚、面と面を合わせたら、お互いの管の垂直度を合わせて(お互いの管をまっすぐにして)ゆっくりボルトを締めていきます。手で回せなくなったらスパナやモンキーを2本使ってトルク掛けながら締めます。

トルク管理する工具がない場合は、手で回せなくなった着座点から更に角度で約80度回せば良いとネットで知りました。細い管も太い管も同じ管理(約80度)でよいそうです。

本来管の太さが違えば若干違う管理値が必要な気がするが、要はフレア加工部分に割れが生じない程度であればよいという考え方なのでしょう。
IN側もOUT側も取り付けた後にIN側にビニール袋を取り付けます。ビニール袋の中にはIN側のエアバージするための栓を押せる棒状のもの(割りばし1本)を入れてあります。

この袋がいっぱいになると1.5Lぐらいです。袋が2回膨らむぐらいエアバージすれば配管の中の空気が放出され、フロンガスが管に満たされるという原理です。

OUT側の六角ボルトを緩めて直ちに袋中に忍ばせた割りばしでIN側の栓を押します。
ブシューブシュー♪と音立ててビニール袋が膨らみます。2回膨らませました。
その後IN側の六角も緩めて、室外機と室内機のフロン配管が開通しました。
漏れが無いか確認中。10分経過するまでじっと見続けたけど、漏れの兆候ありませんでした。写真残ってないけど、室内機に近い側も同様に確認済みです。
その後、中性洗剤をよく水で洗い流しておきました。
お次は電源線の接続です。全く難しくはありません。ポポポンと出来上がり。
室外機裏側の配管取り回しも、大切なフレア加工接続部に応力が掛からないように上手く取り回しできました。
化粧配管カバーは綺麗に洗って再利用です。横に這わしている部分に化粧配管カバーがないのは従来の位置から右に1mずらしたからです。
(庭に入って行くスペースに室外機がないようにしました。)
緑のコケは後日、キッチンハイターとケルヒャーで掃除する予定です。
この後、ドレインホースの長さを適切になるよう切断しました。

試運転開始! 動作3分も経たないうちに気持ちの良い冷風が出てきました。どうやら初の取り付けDIY作業は成功したようです。
作業開始前に3時間で完了と見積もりしていた作業時間は、古いエアコンの撤収も含めて2倍の6時間もかかってしまった。 

日頃使わない筋肉や変な態勢で作業したりして、若干体に疲労感も漂ったりして…(笑)
気分転換に涼しい夕風を感じに走りにいってきましたよ~
(エアコンの冷風より遥かに気持ちイイィ~)


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