リビングのエアコン交換 ~白くまくん~ RAC-AJ36R

東芝エアコン19年間ありがとう

リビングの東芝製エアコンが故障してしまった。猛暑が続いて24時間エアコン常時稼働だっ たのが影響したのか? それとも19年経過したので、本来の寿命を全うしたのかまでは今回は問わないことにした。

たぶん冷媒ガスが漏れてしまっただけで、チャージすれば冷風がでるようになると思われたが、冷媒配管のフレア加工部分はやり直さないとガス漏れは止まらずにやがては抜けてしまうと思われる。

よって、新品交換を選択することにした。とは言えエアコンも12畳とかはお高いこのご時世。… あと1か月後ならエアコンも急激に価格が下がると思われるが、なぜか今年は残暑が続きすぎて25度以上の夏日が続く。こうなったらネットでエアコン単独購入+DIYでエアコン配管という無破り計画に基づいて実行あるのみ!

エアコンは白くまくん!

来年も暑い夏がやってくることを想定して3.6kwタイプをチョイス! 
型式:RAC-AJ36R

送料込みで6万円ならメッチャ安い。もちろん新品なので配管接続さえ失敗しなければ、家電ショップで取り付け込み価格より3~4万円は節約できることになろう。
写真の配管はAmazonで購入した4mの品、これは既に配管両側の口部分にフレア加工までしてあるポン付け可能な配管なので、銅管切ったり、フレア加工したりする道具が不要。

これがあれば誰でもエアコン付けれるんじゃん。ホント便利な世の中になりました。

真空引きは今回実施せず。エアバージで3Lほど配管内の空気を押し出す方法をとります。
新品エアコンの取り付けなら、この方法で十分だと思います。(自己責任でお願いします)

その前に古いエアコンを取り外す作業がありますね~www
古いエアコンの室内機の取り外し、続けて室外機の取り外しをやっておきましょう。


エアコンをオン状態で室外機のOUT側を六角レンチで締めて冷媒の経路を遮断します。
その後10分ぐらいMax Cool状態でエアコンON! 室外機内部のコンプレッサを動かし続けてフロン冷媒をタンク内に封じ込めます。 いわゆるポンプダウンをやっておきます。

そして、IN側も六角レンチで締めます。これで冷媒が大気放出することなく配管を分解できます。(冷媒が配管に残っていればだけど....)

INとOUT側の配管接続部分と電源の配線部分を外したら、室内機を壁から外して配管と電源線ごとズズッと抜きます。 これで取り外し成功です。
古い室内機の取付け金属パネルも取り外しました。
目標時間は3時間!

ブログ主はDIYが好きですが、エアコンやバイクやその他いろいろ作業する際に必ず目標時間を設定してます。その方が短時間でなんとかやろうといろいろ工夫するのでボケ防止になると思って意識して自分に掟を課してます。(笑)

まず、新品取り付け金具を付けます。旧金具のネジ穴を極力利用すべくサブステーを自作してます。(どこかわかるかな~)
次に、取り付けに必要な備品が全てあるかを再確認しました。途中でホームセンターに走るのは避けたいですよね!
室内機に電源線を取り付けます。この電源線は旧エアコンから取り出した再利用品です。大丈夫ですよ簡単に折れたりしない頑丈な銅線がエアコンには使われてますから、上手く取り出せれば再利用可能です。

そして銅配管の接続部(フレア加工部)に塗る冷媒漏れ防止剤『ナイログ』も購入済みです。この『ナイログ』は業者用なので量が多すぎですね~
エアコン10台分ぐらいありそう。




ヤフオクで調べたら小分けにして小売りしている猛人もいました。皆さんいろいろ商売を考えてますね~
本体から出ている配管と排水用ドレインホースを束ねて壁穴を通しやすくします。配管部分は本体側まで隈なく断熱して結露防止をやってくださいね~
壁や本体内で結露して水が垂れるのが嫌ですから…。
黄色部分の先端に樹脂キャップがあります。これを取ると綺麗な面が出てきますので、ここに銅配管先端(フレア加工した部分)と組付けます。面と面が接する部分にナイログを付けるのが冷媒漏れ防止に有効です。
尚、面と面を合わせたら、お互いの管の垂直度を合わせて(お互いの管をまっすぐにして)ゆっくりボルトを締めていきます。手で回せなくなったらスパナやモンキーを2本使ってトルク掛けながら締めます。

トルク管理する工具がない場合は、手で回せなくなった着座点から更に角度で約80度回せば良いとネットで知りました。細い管も太い管も同じ管理(約80度)でよいそうです。

本来管の太さが違えば若干違う管理値が必要な気がするが、要はフレア加工部分に割れが生じない程度であればよいという考え方なのでしょう。
IN側もOUT側も取り付けた後にIN側にビニール袋を取り付けます。ビニール袋の中にはIN側のエアバージするための栓を押せる棒状のもの(割りばし1本)を入れてあります。

この袋がいっぱいになると1.5Lぐらいです。袋が2回膨らむぐらいエアバージすれば配管の中の空気が放出され、フロンガスが管に満たされるという原理です。

OUT側の六角ボルトを緩めて直ちに袋中に忍ばせた割りばしでIN側の栓を押します。
ブシューブシュー♪と音立ててビニール袋が膨らみます。2回膨らませました。
その後IN側の六角も緩めて、室外機と室内機のフロン配管が開通しました。
漏れが無いか確認中。10分経過するまでじっと見続けたけど、漏れの兆候ありませんでした。写真残ってないけど、室内機に近い側も同様に確認済みです。
その後、中性洗剤をよく水で洗い流しておきました。
お次は電源線の接続です。全く難しくはありません。ポポポンと出来上がり。
室外機裏側の配管取り回しも、大切なフレア加工接続部に応力が掛からないように上手く取り回しできました。
化粧配管カバーは綺麗に洗って再利用です。横に這わしている部分に化粧配管カバーがないのは従来の位置から右に1mずらしたからです。
(庭に入って行くスペースに室外機がないようにしました。)
緑のコケは後日、キッチンハイターとケルヒャーで掃除する予定です。
この後、ドレインホースの長さを適切になるよう切断しました。
参考にしたYoutubeはこちら
室外機の足は今回は古いエアコンの室外機の物を再利用しています。

お楽しみタイム 試運転開始!

動作3分も経たないうちに気持ちの良い強烈な冷風が出てきました。どうやら初の取り付けDIY作業は成功したようです。
作業開始前に3時間で完了と見積もりしていた作業時間は、古いエアコンの撤収も含めて2倍の6時間もかかってしまった。 

日頃使わない筋肉や変な態勢で作業したりして、若干体に疲労感も漂ったりして…(笑)
気分転換に涼しい夕風を感じに走りにいってきましたよ~
(エアコンの冷風より遥かに気持ちイイィ~)


2025年6月4日追記

 今年も暑い夏が来る前に、昨年DIYで付けたエアコンが問題なく動くのかを試運転してみたところ全く問題なく動作してくれました。AIのGrok3に20年前のエアコンとどの程度省エネなのかを尋ねた結果を追記しておきます。

◆Grok3への問いかけ

20年前の東芝エアコンは大清快というモデルです。2.8KWのタイプで夏の3カ月の間24時間運転で止めない使い方です。部屋は16畳です。

2005年当時の新築住宅で、床暖房用の床断熱、壁断熱、新日軽のペアサッシが採用された木造住宅ですが、断熱性能は高く2.8KWタイプでも余裕で冷えてました。

今回交換した白くまくんはRAC-AJ36Rというモデルで100V仕様ですが、3.6KWの高性能エアコンです。電気代はどの程度違いますか?

◆Grok3の回答

20年前(2005年)の東芝「大清快」(2.8kW、100V)と、最新の日立「白くまくん」RAS-AJ36R(3.6kW、100V)を比較し、16畳の木造住宅(2005年当時の新築、床暖房用床断熱、壁断熱、新日軽ペアサッシ)で7月~9月の3カ月間(90日、24時間連続冷房運転、合計2,160時間)の電気代の差を計算します。断熱性能が高く、2.8kWで十分冷えていた点や、電気料金単価31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会目安)を考慮して、具体的に回答します。
1. 前提条件
  • 部屋: 16畳(約26㎡、木造住宅)。2005年当時の新築で、床断熱、壁断熱、ペアサッシ採用。断熱性能は当時としては高め(現在の次世代省エネ基準に近いが、完全達成レベルではない)。
  • 使用条件: 7月~9月(90日、24時間連続冷房、2,160時間)。設定温度26~28℃を想定。
  • 電気料金: 31円/kWh(税込)。
  • 旧エアコン: 東芝「大清快」RAS-2815D(仮、2.8kW、100V、2005年モデル)。COP約3.2、期間消費電力量約900~1,100kWh。
  • 新エアコン: 日立「白くまくん」RAS-AJ36R(3.6kW、100V、2025年モデル)。APF約5.0、期間消費電力量約1,050kWh(カタログ値)。
  • 断熱補正: 16畳で2.8kWが十分冷えていたことから、部屋の熱負荷は低め(ペアサッシと断熱効果で、標準木造より冷房負荷が20~30%低いと仮定)。
2. 電気代の計算
旧エアコン:東芝「大清快」(2.8kW、100V、2005年モデル)
  • COP: 約3.2(冷房能力2.8kW、消費電力約875W=2.8kW ÷ 3.2)。
  • 期間消費電力量: カタログ値で約1,000kWh(10畳用相当、16畳では負荷低減でやや少なくなる)。
  • 連続運転の消費電力量:
    • 連続運転ではインバーター制御が安定し、平均消費電力は定格の70~80%(875W × 0.75 ≈ 656W)。
    • 断熱性能が高いため、負荷低減を考慮(約80%負荷):656W × 0.8 ≈ 525W。
    • 2,160時間 × 0.525kW = 約1,134kWh。
  • 電気代: 1,134kWh × 31円/kWh = 約35,154円(3カ月)。
新エアコン:日立「白くまくん」RAS-AJ36R(3.6kW、100V、2025年モデル)
  • APF: 約5.0(冷房能力3.6kW、消費電力約720W=3.6kW ÷ 5.0)。カタログ値で期間消費電力量約1,050kWh(12畳用相当)。
  • 連続運転の消費電力量:
    • インバーター制御と高効率コンプレッサーにより、平均消費電力は定格の60~65%(720W × 0.62 ≈ 446W)。
    • 16畳で断熱性能が高いため、2.8kW相当の負荷(前エアコンと同等)と仮定し、負荷低減を考慮(約80%負荷):446W × 0.8 ≈ 357W。
    • 2,160時間 × 0.357kW = 約771kWh。
  • 電気代: 771kWh × 31円/kWh = 約23,901円(3カ月)。
3. 電気代の差
  • 差額: 35,154円 - 23,901円 = 約11,253円(約32%節約)。
  • 月額換算: 11,253円 ÷ 3 ≈ 約3,751円/月節約。
  • 理由:
    • 効率向上: 旧エアコンのCOP3.2に対し、RAS-AJ36RはAPF5.0(実効COPは4.5~5.0)。インバーター制御の進化で低負荷時の消費電力が大幅に低減。
    • 清潔機能: RAS-AJ36Rの「凍結洗浄Light」や「カビバスター」が熱交換器の効率低下を防ぎ、長期的な省エネに貢献。
    • 断熱効果: 部屋の断熱性能が高いため、3.6kWの能力が過剰気味でもインバーターが適切に調整し、無駄な消費を抑える。
4. 補足:能力差(2.8kW vs 3.6kW)の影響
  • 旧2.8kW: 16畳で十分冷えていたことから、部屋の冷房負荷は2.5~2.8kW程度と推定。適切な能力で効率的だった。
  • 新3.6kW: 16畳にはややオーバースペック(12~14畳向け)。しかし、インバーター制御により低負荷運転が得意で、消費電力は負荷に応じて最適化(実効2.8kW相当で運転)。オーバースペックによる電気代増加は最小限。
  • メリット: 3.6kWは余裕があり、猛暑や来客時など高負荷時にも対応可能。将来、断熱性能が劣化しても安定した冷房能力を発揮。
5. その他の考慮点
  • 100Vの影響: RAS-AJ36Rは100V仕様のため、200Vモデル(例: 白くまくんXシリーズ5.6kW)に比べ配線ロスがやや多い(約5~10%)。200Vコンセントがあれば、200Vモデル(例: RAS-X36R、APF5.2)でさらに約5%電気代節約(年間500~1,000円程度)。
  • 断熱性能: 2005年当時のペアサッシと断熱仕様は、現在の省エネ基準(地域区分4~6相当)に近く、冷房負荷が低いため節約効果が顕著。仮に断熱が標準以下の場合、差額はさらに大きくなる(例: 15,000円以上)。
  • 清潔機能の効果: RAS-AJ36Rの「凍結洗浄Light」「ステンレスクリーン」は、20年前のモデルにない機能。熱交換器の汚れによる効率低下(年3~5%)を防ぎ、10年以上の使用で電気代差が拡大。
  • 補助金: 省エネエアコン購入時に補助金が適用可能な場合あり(例: 環境省の補助金、2~3万円程度)。「省エネエアコン 補助金 2025」で検索を。
6. 結論
  • 電気代比較:
    • 旧:東芝「大清快」2.8kW(100V):約35,154円(3カ月、2,160時間)。
    • 新:日立「白くまくん」RAS-AJ36R(3.6kW、100V):約23,901円(3カ月、2,160時間)。
    • 差額: 約11,253円/3カ月(約3,751円/月、32%節約)。
  • 推奨: RAS-AJ36Rは高効率(APF5.0)で、16畳の断熱性能の高い部屋に適。3.6kWは若干オーバースペックだが、インバーター制御で無駄なく運転。200Vコンセントを活用できるなら、200Vモデル(例: RAS-X36R)でさらに節約可能。


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