VOLOV V40 タイヤ交換 225/45R17

V40のタイヤがそろそろ限界

11月初めに我が家にやってきたV40、タイヤの溝はあと半年ぐらいは大丈夫だろうと思っていた。

大衆車の代表格:トヨタノアやホンダN-WGNといった生活の道具として乗ってきた車とはガラリと性格の異なるこのV40D4(ディーゼルターボの鬼トルク!)

その走りは、カミさん(及びブログ主)にとっても新鮮で車を運転することへの感動?を感じたのか、意外と乗車ご指名率が高い!

息子含めて家族が好んで乗る機会が増えている。これは全くの想定外だった。

多分1年間で6000kmも走らないはずという想定は見事に外れ、ナンバー登録後約3.5カ月経過で走行距離が4000kmも増えるという驚きの状況となった。

息子のバイト先への往復とお友達との深夜ドライブ?も重なり、走行距離がどんどん伸びている。

改めて鬼トルクをダイレクトに受けるタイヤを真剣に観察すると、4輪とも外側の溝はまだ我慢できる状態だったが、内側が『あちゃ~』状態だった。

雨天走行時の安全を考慮すればタイヤ交換しておくのが安心です。
タイヤ交換前の銘柄選び
前オーナーの選んだタイヤはブリヂストンのPlayz PX-Ⅱというタイヤでした。1本22000円ぐらの銘柄でしょうか? 

ヤフオクで欧州車を底辺で購入したブログ主。本来欧州車など有することも許されない底辺ユーザたる人間が同じ価格帯のタイヤを購入するのは到底無理です。

まずは量販店に偵察に行きます。ピレリP8という聞いたこともない銘柄が置いてありました。P7はよく聞きますがP8とはなんぞや?

店員さんに聞くと、オートバックスとピレリの限定商品(企画物)らしく、ピレリの商標に間違いないものの中国の工場で作られた実質は中華タイヤとのこと。

費用はタイヤ脱着交換費用1980円/本、バルブ330円/個、タイヤ処分330円/本で対応してくれるそうです。

これでもいいかな?と思いましたが、トルクのある車だと耐久性の評判がよろしくないと聞き、一旦帰宅してネットで銘柄探しを続けます。

Youtubeでいろいろ知識を得てみると、どうせ中国製のタイヤを選ぶなら更に格安なミネルバというメーカーのタイヤF205という銘柄があり、走行性能も高評価でした。4本28000円程度で購入可能だそうです。(Amazonリンク


お! これで十分じゃないか? 2万キロもたないかもしれないが、またリピートすればいいしね~そう思ってノアやN-WGNのタイヤを嵌め替えしてくれた、個人タイヤ嵌め替え店:テイクさんに電話して事前確認します。17インチは1本1250円で嵌め替えしてくれるとのこと。(なんとお得意さん料金で10%引くというキャッチ~な電話応対。ちなみに16インチ以下は1本1000円)
ブログ主としてはこのタイヤでいいじゃん と思いつつも、V40の正式オーナーであるカミさんに事前了承を取ると、

一言『嫌だ!』との返信。聞いたこともないミネルバというタイヤは嫌だそうだ。…

(ここで贅沢言うなと言い返したいところですが、バイク4台所有しているという後ろめたさから言えずwww)

ということで、ピレリ タイヤでいいかと思いつつネットを更に見ると、隣の市にあるあるタイヤ屋さんから新車外しの実質新品のピレリーが売り出されているのを発見!

225/45R17 ピレリチンチュラートP7 AO  この銘柄はアウディ承認タイヤでアウディA3の純正タイヤとのこと。新車購入したお金持ちさんが新車状態から他の高級タイヤに交換して乗り出ししたかったらしく、新品のまま新車から外されたタイヤです。
価格は4本で42600円です。しかも車で15分くらい走ったところで現物を貰ってこれるので送料もかかりません。

ということで、これに決めました。225/45R17 ピレリチンチュラートP7が新品でこの値段なら文句なし! 車もオークション調達品だからタイヤもオークションで手に入れるのもいいんじゃない(笑)

タイヤについて調べてみた

CintuRato P7(P7C2) ピレリ チントゥラート
サイズ:225/45R17
製造年:2023年13週
生産国:ルーマニア製(ピレリ工場)

プレミアムカー・クロスオーバー車に向けて、ウェット性能、耐摩耗性、転がり抵抗低減に重点をおいた、ハイパフォーマンスタイヤです。接地面の最適化により均等分圧を実現し、従来のCintuRato P7より転がり抵抗の低減と耐摩耗性能が向上。

P7C2
CINTURATO P7(P7C2)は、ピレリがプレミアム車とクロスオーバー車向けに開発したハイパフォーマンスサマータイヤです。ウェット性能、走行距離、転がり抵抗に重点が置かれています。高い静粛性と耐久性を求めるプレミアムカー向けです。

チントゥラート(CINTURATO)とは、イタリア語で「ベルトを巻いた」という意味。 ようするに「ラジアルタイヤ」を意味している。 この名前は80〜90年代にかけてピレリのタイヤに使われていたブランドになるが、2008年に復活。

r-f(RunFlat)の印は無し
ランフラットタイヤなのかな?と思いましたが普通のラジアルタイヤでした。

ピレリのOEMマーキング入りタイヤは、主にヨーロッパのプレステージ・プレミアム自動車メーカーと共同で開発され、そのモデルの持つベストな性能を引き出します。

ノーマルラジアルタイヤ
MO:メルセデス、AO:アウディ、★:BMW

ランフラットタイヤ

ロードインデックス(LI)  91Y:負荷能力615kg 

最高速度が300kmとか絶対使わないよう

ロードインデックスとは、規定の条件下でタイヤ1本が支えることのできる最大負荷能力を示す指数です。

LI負荷能力(kg)
83487
84500
85515
86530
87545
88560
89580
LI負荷能力(kg)
90600
91615
92630
93650
94670
95690
96710
LI負荷能力(kg)
97730
98750
99775
100800
101825
102850
103875
LI負荷能力(kg)
104900
105925
106950
107975
1081000
1091030
1101060

速度記号(スピードレンジ) 最高速度:300km/h こんなハイスペック不要だし...

速度記号とは、規定の条件下でそのタイヤが走行可能な最高速度を記号によって表したものです。

速度記号最高速度(km/h)
Q160
R170
S180
T190
速度記号最高速度(km/h)
U200
H210
V240
Z240+
速度記号最高速度(km/h)
W270
Y300
(Y)300+
--

ランフラットタイヤ   ランフラットタイヤは乗り心地がどうなんだろう...

ランフラットタイヤは、タイヤの空気圧がゼロになっても一定距離を走行できます。
ただし、運転者はパンクを感知できないため、空気圧の低下を知らせる機能を搭載した車での使用が一般的です。

BRIDGESTONE|RFT(Run-Flat Technology)
Continental|SSR(Self Supporting Runflat Tire)
DUNLOP/GOODYEAR|ROF(Run On Flat)
DUNLOP|DSST(DUNLOP Self-Supporting Technology)
GOODYEAR|EMT(Extended Mobility Technology)
Hankook|HRS(Hankook Runflat System)
MICHELIN|ZP(Zero Pressure)
PIRELLI|r-f(RUN FLAT)
メーカータイヤ記号
BRIDGESTONERFT(Run-Flat Technology)
ContinentalSSR(Self Supporting Runflat Tire)
DUNLOP/GOODYEARROF(Run On Flat)
DUNLOPDSST(DUNLOP Self-Supporting Technology)
GOODYEAREMT(Extended Mobility Technology)
HankookHRS(Hankook Runflat System)
MICHELINZP(Zero Pressure)
PIRELLIr-f(RUN FLAT)

OEマーキング(承認マーク)  アウディA3から外したタイヤだからA0マーク有り


OEマーキングとは、タイヤ側面に共同開発を行った自動車メーカーを表すマークが刻印されたものです。

自動車メーカーにより承認を受けたこれらのタイヤは、対象車両の性能にマッチするように開発されています。

AO/アウディ承認タイヤ
★/BMW承認タイヤ
JLR/ランドローバー承認タイヤ
MGT/マセラティ承認タイヤ
MO/メルセデス・ベンツ承認タイヤ
N0/ポルシェ承認タイヤ
メーカーマーキング
ALFA ROMEOAR ARR
ASTON MARTINA6A AM4 AM8 AMP AMS AMV
AUDIAO AO1 RO1 RO2
BENTLEYB B1 BC BL
BMW
MINI
★ ★1 I★
FERRARIF01 F02 K1 K2
JAGUAR
LAND ROVER
J JLR
メーカーマーキング
LAMBORGHINIL L1
MASERATIMGT MGT1
MCLARENMC MC1 MC-C
MERCEDES-BENZ
MERCEDES-AMG
MO MO1 MOE MO-S
PORSCHEN0 N1 NA0 NA1 ND0 NE0 NF0
TESLAT0 T1
VOLVOVOL
  • ARR/レーシング・オプション用
  • ★1 , I★/一部のBMW用
  • MO1/メルセデスAMG用
  • MOE/ランフラット装着車用
  • MO-S/静粛性を向上させたスポンジ入りサイレントタイヤ
車に興味がないブログ主ですが、タイヤの知識が少し増えました。(笑)
落札したタイヤは下記です。 ちなみにAmazonのリンクはこちら
自宅玄関前でタイヤ屋テイクさんへ出発準備します。
新品タイヤの証?としてはマーキング類、緑や赤ラインがまだ表面に残っていることでしょうか。それにしても新品タイヤってこんなにも溝が深いんですね~
新車取り外しのP7C2を出品したタイヤ屋さんはYOKOHAMAタイヤ関係者と思われます。新品梱包袋を付けて頂きました。

現物受け渡しの時は出品者はツナギの作業服でした。但し胸の部分にある社名表示にガムテープ貼って会社名が分からないようになってました。何か訳アリなのかな?
V40の後部座席を倒してをフルフラットにして…助手席背もたれを前に倒すとこのとおり!
(この段差なしフラットで助手席もメッチャ倒せるから車中泊の床には最適か?)
なぜか、電動工具(回転ワイヤーブラシとグリスが準備されてたりする。
ナットキャップもこの機会にコーティングしておきましょう!

タイヤ交換:テイクさん

指定された時間の10分前に到着。前の客さんが作業中でした。ミニのプラグインハイブリッドですね~ かっこいい。
NEWタイヤはピレリのPOWERGY:225/45R19でした。19インチ!デカ~ 
欧州車はナットではなくボルト締め付けが主流なんでしょうか? ホールの穴との位置合わせが難しそう。
ちなみにV40は日本車と同様ナット取り付けです。V60、90やXC60,90はミニと同じくボルトです。この後、お店の人がホイールにタイヤ嵌め換えている間に回転ブラシで赤錆除去とハブの当たり面にグリス、ボルトにグリスを少量ヌリヌリしておきました。
ついでにスタビライザーリンクもチェック! ブーツの破れはありませんでした。次回の車検前には再チェックしますが、仮に交換要となって作業性は良い部類と思います。
今回嵌め替えた後の古いタイヤは持って帰ります。近くのノアを買ったディーラーさんが無料で引き取ってくれる(車購入者だけの特典?)という話を聞いたので!
そのことを個人タイヤ屋に言ったら、めっちゃサービスいいね~ とのこと。(笑)
無事にタイヤ交換が終わりました。
段差を超えて走る際に、上手く衝撃を抑えてくれます。ロードノイズも減って乗り心地がメッチャよくなりました。中華タイヤを嫌い有名銘柄に拘ったカミさんは新旧で違いが分からないと言ってます。(爆)
交換費用は4950円でした。タイヤ4本の42600円と合わせて総額47550円です。
中華タイヤミネルバよりも高くなりましたが、もともと1本18000円ぐらいするP7C2が手に入ったということで良しとします。

次回はミネルバF205に挑戦したいですね~
その時はもしかして手組みに挑戦?

車両リフトアップの情報(ボルボの公式資料から抜粋)車両付属ジャッキ用のジャッキポイント(矢印)とリフティングポイント(赤印)

車両をフロントガレージジャッキで持ち上げる場合、車両下のもっとも内側のリフティングポイント2箇所のいずれか1つの下に配置する必要があります。

車両をリアガレージジャッキで持ち上げる場合、リフティングポイントのいずれか1つの下に配置する必要があります。

車両がガレージジャッキから外れないように、注意してジャッキを配置してください。かならずアクスルスタンドなどを使用してください。

車両を2柱リフトで持ち上げる場合、フロントおよびリアリフティングアームを外側のリフティングポイント(ジャッキポイント)の下に配置することができます。

別の方法として、フロントでは内側のリフティングポイントを使用することもできます。

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