ゆるふあ林道ウェルカムツーリング XR250

 30年の時を経てBAIALS125が疾走!

オフロード車やトライアル車に乗るライダーが増えて、林道を一緒に走ってくれるお仲間として繋がっていくのは実に嬉しい。春や秋に山にトコトコ入り込んで風情のある景色を見ながら林道探索するのは大勢の方が楽しいしね~

そんな中で、最近ホンダBIALS125を入手したSZさんをウェルカムツーリングでお迎えするイベントをYOさんが企画してくれました。

バイアルス初期型は販売開始が1970年代ですからもう30年以上のレアなバイク。デザインも素敵でフルサイズのタイヤを履くトライアル系! 現車で林道走る喜びは計り知れません。

超低速でトコトコと林道を走りながら『ゆるふわ』な林道走行を楽しもうという企画だったので、しばらくオフロードを一緒に走ってなかったIWさんにも声かけて4名で走ります。

コースはYOさんから、『ゆっくりのんびり走るには古道はどうかな?』的な提案もあり、ブログ主が唯一知っている古道をチョイスして走行開始!

古道なので軽トラが走行できる幅もないような道です。たまに人も通ります。ということで超低速走行で走りました。

BIALS125はスーパーローのギアがあるのでトコトコ走るのは得意中の得意!? SZさんも出足好調で出発です。

トコトコと古道を走ろう!

最初は少し石がゴツゴツしているエリアがあるので慎重に足を着いたり、スタンディングで余裕の走行! 多種多様なバイクを有しているSZさん。無難にクリア! 流石です。

お久しぶりの林道走行となるIWさん! こちらも愛車のセローが絶好調! オフロード走行の感覚が戻ってきたようです。そうは言っても、いつものオンロードとは全く異なる路面なので、日頃使わない部分の筋肉使ったりと、50~60歳の我らおじさんライダーにとっては小まめな休憩は大事!(笑)

休憩の一コマ。いいですね~ 爽やかな笑顔。 この時はまだ体力がみなぎっていて走る気満々です。

今回の古道は3ステージあって、1ステージは比較的整備されてます。
1ステージが終わると、一旦公道に出て霊園をすり抜けた後に2ステージに突入です。1ステージと変わって人も通ることはほとんどありません。とはいえ、道は狭いので慎重にゆっくりゆっくり進みました。
3ステージと進むにつれて、山の中で暗かったりスマホ電波通じなかったり、途中で穴ぼこに遭遇したりとアドベンチャー感が出てきます。ゆるふあ林道ツーリングからちょっと外れてきたかも...
最後はお寺の脇道から公道に出てきて全工程が終了しました。まだ昼前だったのでもう少し走ろうということになり、白髭神社方面に向かいました。

あれ!ゆるふあ林道ツーリングじゃなかったの?

いきなり、なんちゃってオフローダなブログ主にとっては難所が訪れます。丸太です。
ちょいビビりしながら、まずはブログ主がバイクを押して超えようとしましたが、やはりエンジンが丸太に乗って亀状態になって四苦八苦

丸太に落ちていた木々を添えて、お仲間3人は積極的に乗車のまま丸太にトライ!

丸太前に小さめの木を添えたのでフロントアップできなくても大丈夫!

左右からしっかりサポートして怪我しないよう注意して無事に突破できました。

1か所ぐらいこのぐらいのチャレンジあってもいいんじゃない? そんな雰囲気で皆さん楽しんでます。

迷い込んで油断したブログ主

日頃から道に詳しい師匠や塾長に先導してもらって、ひたすらついていくブログ主。先導して走るのは、ほぼ経験なし。というわけで、道をなかなか覚えれない(そもそも記憶力悪いです。)

今回、ウェルカムツーリングといいながらとんでもない失態をさらしてしまいました。先に言っちゃいます。サイドスタンドを立てて、バイクから降りようとした際、バイクごと谷側に落ちました。
ライダーとバイクとも無事で事なきを得ましたが、お仲間3人に心配とバイク救出に相当な体力と滝のような汗をかかせてしまいました。

この場を借りてお詫び申し上げます。

何故にバイクごと落下した?

本日の谷落ち(崖落ち?)の状況を説明します。知らない道だけど、抜けれるかも? と安易な判断で突入した林道は行き止まりでした。

  1. 行き止まりに遭遇
  2. サイドスタンド立てて振り返りながら左足を着く
  3. 『Uターン』っと後ろ振り返って話し掛けようとバイクから降り始める
  4. サイドスタンドが軟土にめり込んで谷側(左側)にバイクが倒れてきた
  5. ライダーは谷側(左側)に片足を付いていたが斜面ギリで支えることもできず。
  6. とっさに『谷底でバイクの下敷きは嫌だ』と思い、バイクの前方向に向かって斜面を駆け下り、バイクが落ちてこないエリアへ前のめりでダイビング!
  7. その後、バイク1回転して斜面を転がる
こんな状況でした。バイアルスのSZさん、セローIWさんの目の前でやってはいけない谷側へのサイドスタンド駐車という恥ずかしい失態。

数日間は網膜に焼き付いて離れないであろう悪い見本を披露してしまいました。

今後は谷側ギリでサイドスタンドで駐車とかは、絶対にしないようにします。(反省)
高画質版のYoutube映像はこちらです

谷といっても、斜度的には70度くらいあるので、4人でバイクを引っ張りあげるのは無理とYOさんの適切なアドバイスに従って、バイクを沢まで引っ張り下ろします。

その後、バイクを立てて沢に沿って細い道を総勢4名で支えながら運搬したところ、林道に復帰でき無事にライダーとバイク共々元の林道に戻れました。

4名総動員で救出したので写真が残ってません。(申し訳けない)
動画からキャプチャーした静止画で紹介します。
バイクを横倒しのまま斜面を引きずって後輪からズリズリしながら、比較的平たい場所まで移動させました。そこでバイクを立てます。

エンジンオフのまま、一速にギアを入れて左手レバーをクラッチ繋いだり、離したりして後輪ブレーキを都度使いながら斜面を降ります。

インスタ360ならではの動画映像が紹介できればいいのですが、キャプチャーでご勘弁!
人物のモザイク入れる作業が難易度ありすぎてギブアップ。
画面の向こう側に落下した現場が見えます。ここまで20分ぐらい掛かって降りてきたのかな~?(笑)

本当に斜面の下りでよかった。(笑)エンジンかけなくても降りれます。これもお仲間のサポートのおかげです。
ブログ主は慎重に左手でクラッチレバーを操作しながら、SZさんにはフロントブレーキ操作をお願いしてます。ブログ主はクラッチレバー操作で指が攣りそう(笑)

YOさんの適切な指示とリーダーシップに導かれ おんぶにだっこ
無事脱出できました。
動画撮影しながら一緒に救出して頂いたIWさん。貴重な映像はお宝にします。
YOさん、IWさん、SZさん救出頂きありがとうございました。

ダメージはナンバープレートだけ?

1回転しながら落ちたXR250 本当に丈夫なマシンです。ダメージ受けた個所はナンバープレートのみという奇跡! この後の走行に全く支障がない状態です。

ライダーも至って元気なので、このまま走ることにしました。(爆)

ラーメン作って一休み

昼食です。見晴らしのいい場所でのんびりできました。台風前で風は強かったですが薄曇りで暑くなくラーメン作って食べるには絶好の場所です。

各自でラーメン作りに励みます。

ブログ主はドリップコーヒーをこぼしたりと、ここでも少々のハプニングありましたが、先ほどの谷落ちを経験した後なので、何があってもノープロブレムですよ~

記念に4名で一枚撮りました。(思いっきり逆光です)
バイクの救出劇で体力を使い果たしたので。皆さん十分仕上がってます。
今日はここまで! とし広い公道に出ようと、今度はYOさんが先導で走り始めます。ところが、ここでまたもやハプニング! 道に迷います。 わざとじゃないですよ!(笑) 

ガレ道に出くわしたり、

道はヌタヌタ、おまけに行き止まりでヌタ道を2度通る羽目に...ブログ主は素直に楽しかったのですが、SZさんとIWさんはきっとこう思ったはずです。ブログ主は谷にバイク落とすし、めっちゃ体力奪われるし、『このヌタヌタは絶対ゆるふわ林道ツーリングじゃないぞぉぉぉ』
全くその通りでございます。大いに反省してます。次回のゆるふわ林道ツーリングは期待を裏切らないようしっかりコースをプランニングしておきます。

これに懲りずに御参加くださいね~

ナンバープレートを修復せよ!

意図せず酷い目に合わせてしまったXR250を労わりながら?洗車して許してもらいます。左側転を無理強いしてしまったので破損場所が無いかも確認しながら洗車したのですが、やはりナンバープレートのみの破損で済みました。ナンバープレートが曲がるったという話は聞きますが、今回の状況は曲がるというより丸まったという表現が正しいのかもしれません。

片側のネジは簡単に外れましたが、もう片方はプレートがネジ山に被さって、ドライバーが差し込めない状態だったので少しだけ手で伸ばしました。
その後、もう片方のネジも外してナンバーの修復作業を開始します。

ナンバープレート変形時の修正方法(まとめ)

ナンバープレートの修正は材質がアルミなので容易なのですが、90度以上の角度で曲げが入った部分は元に戻す過程で亀裂が入りやすいので注意が必要です。自己流ですがブログ主がやった手順を紹介します。
  1. プレートを洗って綺麗にする
  2. 裏から少しバーナーで炙る(柔らかくする)
  3. タオルで包む(傷防止)
  4. 平らなところに置く
  5. ゴム材質の草履でジワリと踏んで平らにする
今回はクロックスを履いて踏みました。
何とか再利用できる状態まで復元完了! ごめんねプレートちゃん。

塾長によるとオフローダーで変態の域に近づくとナンバープレートが曲がり始め、『ナンバープレートは消耗品』という認識になるようです。ブログ主は変態の域に足を踏み込んでしまったのでしょうか?

いやいや、単に危険予知能力が欠如して谷ギリギリに駐車しようとした単なるお馬鹿さんということにしておいてください。(笑)

PS.サイドスタンドの設置面積を稼ぐプレートが欲しくなる今日この頃...(願)

2 件のコメント :

  1. お猿のかごや2022/09/19 9:12

    おつかれさまです、お怪我がなくてなによりです。
    あの状態のナンバープレートを交換じゃなくて修復っすか!って突っ込んじゃいました。

    ボロいナンバーに加えてフロントフェンダー上部にキズがあったら変態オフローダー確定ですね

    事故現場のような場所だと右の山面にバイクをたてかけたほうがいいのかもですね。まぁ、ハンドルが汚れたりするし、後からだからなんとでも言えますけど

    うちのXRもスタンドの角度がゆるい(立ってる?)ので林道での駐輪には気を使ってます。

    50年前のバイアルスと30年前のXRが現役っていいですねー
    そして乗ってる人間もね!

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    1. お猿のかごや様へ

      コメントありがとうございます。この恥ずかしい落ち方を敢えて紹介するのも迷いました。 同じような場所でサイドスタンド立てる時は気を付けてね〜 って意味も込めてブログにアップしました。

      ご心配頂き感謝致します。もうバイクも私も老体なので適度に労わりながら、これからも林道楽しむことにします。
      ホント怪我無いのが不思議なくらいの斜度でした。(爆)

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