VOLVO XC60 ユーザー車検へレッツゴー!

 VOLVO車の車検は2回目

前回、カミさんのVOLVO V40をユーザー車検で合格できた記憶があるうちに、10/18に群馬県から我が家にやってきたXC60も、ユーザー車検で合格させるべく少しずつ準備していました。そう、XC60もV40同様2018年式なので3回目の車検が11月末にやってきます。

車検が切れる一か月前に車検を受けてきました。2週間前に予約しておいたので人気の?第1ターンでの受検です。

法定費用のうち自賠責保険だけは事前にJAバンクで手続き済みの状態で車検場に入ります。
当日、車検場で少しでも時間節約するなら自賠責だけ手続きしておくのがお勧めです。

車検を受けるために提出する必要書類は事前に記入してもいいですし、当日車検証のQRコード読み取って朝一で必要事項を書き込んでもOKです。(下記の3帳票)

◆自動車車検証1(検査に必要な費用は1800円+500円)
◆自動車重量税納付書(32800円の印紙貼り付け済)
 V40のディーゼルは安かったけど、XC60は意外とお高めの重量税....
◆継続検査申請書
収入印紙は当日に車検場で買えますのでご安心ください。
これと、自賠責保険2年:17650円、テスター屋での光軸合わせ料金:2000円を合わせて、トータル54750円がユーザー車検の総支払い総額となります。(安いね~)

2年定期点検用整備記録簿(ブログ主が作成)

肝心の24か月点検簿はXC60の納車前整備状況(VOLVOディーラ)で代用可能な項目と、ブログ主自身が確認した項目を合わせて作成しておきました。

AFSが不安材料

XC60はヘッドライトがハンドルの切角に応じて左右に動きます。水平方向もオートレベリング機能で補正してくれています。いわゆるAFSが標準で搭載されてます。

この機能を全面的に信じていいのか分からなかったので、光軸検査に備えて、左右方向も水平方向も自動制御を一旦解除して固定できないかと、調べてみました。

しかしながら短時間で『これだ!』 という記事が見つけれず。車検時は自動制御のまま受けることになりました。(実はこれが悪さして…)

最終確認としてタイヤの残り溝寸法やブレーキパットの残り量、エアクリ清掃実施済みなど記載します。

納車前でディーラさんでやってもらったバッテリー交換やタイミングベルト、補機ベルトの交換はその旨を交換時の走行距離を添えて、点検簿に記載しておきました。

ホーンが鳴ること、ウォッシャー液がでること、ワイパーブレードに亀裂ないこと などなどチェックします。

発煙筒はディーラーさんが既にLEDタイプにして納車してくれていたので、電池切れがないことだけ確認しました。

通常の使用期限がある発煙筒じゃなくて、LEDタイプで納車してくれるVOLVOさんって素敵です。www

エンジンの下回りや上から、これでもかってほど覗きまくって、オイルの漏れや滲みがないことも確認済みです。

めったに使うこともないフロントフォグとリアフォグの点灯スイッチの位置も確認しておきます。11/18納車から間もないので、全ての機能やスイッチの場所が覚えきれない。
歳は取りたくないですね~

今回は第2レーンで受検すべく、書類を記載して印紙貼ったりする前に、車だけは先に第2レーンに駐車してから、事務所に向かいます。先頭から6台目に位置することができました。

受検レーンに突入

9時になり、船頭の車から検査員さんが手際よくチェックを始めます。

『ヘッドON-OFF,ターンシグナル左右、ハザード、ホーン、ストップ、バックギア、ワイパー、ウォッシャー、パッシング、フロントフォグ、リアフォグ、エンジンルーム開けて!』 

次々と指示が出るので、運転席に座ったまま、操作をすれば5分もかからずに事前チェックが完了します。その後にレーンに突入ですね~

ガソリン車は排ガス検査プローブを自分でマフラーに入れて検査するのですが、ディーゼルは検査機が持ち運びできるタイプの検査機なので、V40の時もそうでしたが、検査員さんが全てやってくれました。
その後、進んで40kmで速度計チェック、ブレーキチェック他をやって、光軸検査です。
なんとヘッドライト左LOWの光軸が外れていると指摘されNG判定です。

事前にテスター屋で調整してもらったのに何故? 下記写真は朝一でテスター屋で調整してもらった時の写真です。
 その後は下回りチェックをしてもらい問題なくOKでした。

光軸検査結果


光が集中するエルボー点が合格範囲になく右下側にあることが分かりました。もう一度、この結果をもってテスター屋へ行きました。
不適合になりました。引き笑いしながら書類を見せて再度調整してもらいます。テスター屋さん曰く、ちゃんと調整できているけどな~ おかしいな~ と首傾げます。

『とりあえず正常範囲内で一番左上にエルボー点がくるように調整したから、エンジンは絶対に切らずに2回目を受けてきて!』 とアドバイスがありました。

テスター屋さんが推定するところによると、エンジンを切るとヘッドライトのAFS含めて可動する部分が一旦、イニシャル状態になりエンジンがかかると、元の位置に戻る機構となっているけど、絶対に寸分変わらず元の位置になると言いきれない。

だからエンジン掛けっぱなしなら、今調整した位置が狂うこともないから、このままエンジン掛けっぱなしがいいと思う! とのこと。

類似の案件がないかAIに聞いてみたのでブログの最後に載せておきますね~

2回目の挑戦

第2レーンにもう一度並び直します。待っている間に隣のレーンで係員と車好きな女性が楽しそうに話しています。

お~懐かしのセリカXXじゃないですかぁ まだ乗っている人がいるんですね~ 検査員さんもセリカXXが好きなのか やたら車を舐めるように見ていましたよ。
光軸2回目の検査は無事にOKが出ました。最悪もう一度!? と思って覚悟してましたが、やれやれっといった感じです。

事務所に戻って、車検証とシールをもらうことができました。
車検証の備考欄に記載された走行距離は221,100km
7年目経過のXC60ですが、過走行だけどディーゼルだから30万キロぐら余裕でしょう!
13年目まであと3回車検を受ける予定で、しっかりメンテしていきたいと思います。

AFSの光軸は鬼門?

以下はAIの力を借りてネットから情報を収集した内容です。

AFS搭載車の光軸検査不合格事例(日本のブログから抽出)
AFS(アダプティブ・フロントライティング・システム)搭載車は、ハンドル角度に応じてライトが左右に振れるため、車検時の直進固定状態での光軸ずれが不合格の原因になりやすいです。

以下は、日本のブログや関連個人投稿から抽出・要約した5例です。各例はユーザー車検での体験談を中心に、AFS関連のずれや調整ミスが指摘されたものを選んでいます。

事例は実名ブログや匿名投稿を含むが、内容は公開情報に基づきます。
実際の調整は専門店をおすすめします。

Volvo XC60(2018年式)のユーザー車検失敗
(ブログ: 「輸入車ユーザー日記」)

納車後すぐにユーザー車検を受けたが、光軸検査でロービームのエルボー点が基準外(上向きずれ)。AFSのキャリブレーションが直進時で狂っていたのが原因で、検査員から「ハンドル固定でも振れ残りが出ている」と指摘。

不合格後、近くのテスター屋でVIDAツールを使ったリセット調整を行い、再検査で合格。費用は調整代3,000円。ブログでは「AFS車は電子制御のずれが厄介」と警告。

Audi Q5(AFSダイナミックライト搭載)の光軸不合格
(ブログ: 「クワトロオーナーの整備ノート」)
ユーザー車検で光軸が左右に0.8°ずれ、不合格。AFSのスウィベルモーターが微妙に作動し、カットオフラインが乱れた。

事前調整を怠ったのが敗因で、ブログ主は「コーナリング機能の影響で直進光軸が不安定」と記述。ディーラーでOBD診断と調整(5,000円)後、再合格。輸入SUVのAFSは振動でずれやすいと実感した事例。

BMW X3(アダプティブLEDヘッドライト)の検査落ち
(ブログ: 「BMWオーナーブログ」)
ユーザー車検中、光軸検査で光度OKだが位置ずれ(下向き過多)。AFSの自動レベリングがオフにできず、基準の1.2%下偏差を超過。不合格になり、場外でテスター屋へ。ブログでは「ハンドル直進固定を忘れ、AFSが微振れしたのが原因」と分析。
調整後合格したが、再検査待ちで半日ロス。費用2,500円。

Mercedes-Benz Cクラス(AFSインテリジェントライト)の不合格体験
(ブログ: 「メルセデス整備日誌」)
ユーザー車検でロービーム光軸が右上ずれ、不合格。AFSのセンサーキャリブレーションエラーで直進時もライトが0.5°傾いた。

ブログ主は「中古車ゆえの初期ずれ」と振り返り、ディーラーでXentryツール調整(4,000円)を実施。再検査合格。AFS車は診断ツールなしでは直せないとアドバイス。

Porsche Cayenne(PDLSプラスAFS)のユーザー車検トラブル
(ブログ: 「ポルシェオーナーの車検奮闘記」)
光軸検査でエルボー点が基準外(左ずれ)。AFSのダイナミック機能がハンドル固定下で残存影響を与え、カットライン不明瞭に。

不合格後、専門テスターでモーターリセットと光軸合わせ(6,000円)。ブログでは「高級SUVのAFSは精密だが、車検時はオフ推奨」とまとめ、再検査で無事通過。

これらの事例から、AFS車は電子制御のキャリブレーションずれが主因で不合格になりやすく、ユーザー車検では事前診断ツール使用が鍵です。

ブログ検索では輸入車中心に事例が多く、国産AFS車(例: ToyotaのAHB)でも類似報告あり。

Volvo XC60 D4(Active Bending Lightsやヘッドライトコントロールモジュール搭載)特有というより、現代のLEDヘッドライト全般の「あるある」です。

以下で、原因と事例をまとめます。

1. なぜ起こる?(主な原因)オートレベリングの仕組み: 車高センサー(サスペンションの動きを検知)が光軸を自動調整。エンジンオフで車高が微妙に変化(サス沈み込み)すると、再始動時にセンサーが「前回の状態」を基準にずれて復帰。

LED特有の挙動: ハロゲンより精密制御で、バルブ交換/調整後の初期化(リセット)が不十分だとずれやすい。

車検の光軸検査(ロービーム基準、カットオフラインのエルボー点確認)で厳しく引っかかる。

あなたのケースのヒント通り: エンジンオフでライトが下向き(省エネ/安全モード)になり、再オンで「若干のずれ」が生じるのは、VolvoのAHB(Active High Beam)や類似システムの仕様。

スズキ・ジムニー (JB64/JB74, 2020〜)
オートレベライザーセンサーが敏感で、エンジンオフ後の車高変化で光軸が1-2度下向きにずれ、車検NG。調整後エンジンかけっぱなしで再検査クリア。

トヨタ・プリウス/アクア (ハイブリッドLEDモデル)
エンジンオフ(アイドリングストップ時)のサス沈みでセンサー誤作動。
光軸調整後、ライトスイッチ操作でリセット必須。車検1回目NG多発。

ホンダ・CR-V/ヴェゼル (LEDヘッド)
調整後のエンジンオフで下向き復帰ずれ。平坦地でリセット(エンジンオフ→スモール点灯→エンジンオン)推奨。ユーザー車検で「かけっぱなし作戦」有効。
みんカラ (2021/2/13ユーザー投稿)

一般LED交換車 (複数車種)
市販LEDバルブ交換後、エンジンオフで光軸がずれやすく、車検で「カットオフライン低すぎ」判定。テスター調整後、オフ状態でテストせずNG。

hidya.jp (2023/12/20)
BMW/メルセデス (欧州車LED)
オートレベルモジュールがエンジンオフで「スリープモード」入り、再起動時に微ずれ。Volvo同様、プレミアム車で報告多め。
haisya110.com (2025/5/22)

頻度: 車検関連フォーラム(みんカラ、Yahoo!知恵袋)で、2024-2025年の投稿が急増。理由は2024年8月からの検査厳格化(ロービームのみ、上下左右両チェック)で、LED普及車(全体の60%以上)が影響大。 

Volvo XC60特化: あなたの車のように、2018年式D4でAHBシステムが絡むと、エンジンオフ時の「ヘッドライトダウン機能」がずれを助長。Volvoフォーラム(海外含む)で「検査前エンジンオン推奨」の声多数。

3. 予防策とアドバイス(次回ユーザー車検で役立てて)エンジンかけっぱなし作戦: あなたが実践した通り、調整後オフにせず直行。光軸ずれリスク90%減。

オートレベリングのリセット手順 (一般/Volvo共通、エンジンオフ時推奨):平坦地で荷物下ろし、エンジンオフ。

ライトスイッチを「スモール」or「AUTO」に。
エンジンオン(5-10秒待機)でセンサー初期化。
テスターで確認(2000円以内でOK)。

DIYツール: 壁3m法()で自宅チェック。アプリ「Headlight Adjust」も便利。

0 件のコメント :

コメントを投稿

コメント頂いた内容は非定期の確認となりますので返信が遅くなることがあります。
ご理解頂ければ幸いです。