NEW TIGER900 正式発表

走破性を全面にアピール

ついにNEWタイガー800が発表された。事前の予測やスパイショットから分かっていたこと、新たには判明したことなど、盛りだくさんです。

公式ホームページやYoutube、SNSでいろいろと情報発信が始まりました。

正直な感想としては『凄くいい! 欲しい!』の一言に尽きます。
但し、当方の財力では到底無理な価格(現行モデル以上は確定?)となっているでしょうから画像だけで我慢です。(笑)

プロモーションビデオ等では走破性を全面にアピールした内容となってます。
日本にいつ導入され、試乗車として乗ることができるのでしょうか?


全体シルエット

現行モデルと同じようにホイールはスポークタイプとキャストタイプがラインナップされています。

Rally、Rally Pro オフロードを得意とするモデル
GT、GT Pro   オンロードを得意とするモデル
TIGER900(無印)素のベースモデル

Rally(PRO)

GT(PRO)


そして一番ベーシックなタイプがこれかな? 初代タイガー800無印の位置付け?
ベース(無印)

ガソリンタンク周辺のデザインや配色がシンプルでスッキリとしたイメージです。


走破性は高い?

PV(プロモーションビデオ)ではダートは勿論、岩山を駆け上がるシーン、砂漠もいとも簡単に走破する場面を嫌というほど見せつけられます。 もちろんライダーのテクが備わって初めて走破できるのですが、バイクとしてのポテンシャルが非常に高いことが伺われます。

小石、砂利道、砂道に臆することなく進入できる頼もしいヤツ!


2台のマシンは良く見るとエンジンガードやタンクガードLEDフォグランプの位置が微妙に違ったりしています。ユーザー好みでいろいろとアレンジできそうです。



ビッグ排気量のバイクをここまで操る技量は難しいのかな?
それとトラクションコントロールを上手く使えばもしかして素人でも....



こんなシーンのライディングが自分もできたら幸せ!



激しく粉塵を巻き上げるNEW TIGER900 めっちゃカッコいい!!!!



お次は砂との格闘シーン



格闘というより、余裕の走りでライダーに負担が掛かってないような....

おっと、見逃すところでした。ツインラジエター化されてます。

ラジエターは左右分割タイプです。

  • 分割して軽量化に貢献していればOK
  • ルックス的にもOK
  • マスの最適化に有利なら、これまたOK



妄想は膨らみますね~



オンロードも得意かも

コーナーリングトラクションコントロール
コーナーリングABS

と呼ばれるハイテク装備の助けもあった安全性は、今まで以上に高められていると思われます。





各部詳細

各部詳細を見てみましょう。

エンジン

排気量100ccアップがトルクやパワーに直接感じられるかは試乗しないとわかりませんが、MOTO-GPにも力を入れてきたトライアンフの技術陣の魂が宿っていること間違いなしかな? 又、3気筒エンジンの各シリンダー&ピストンの点火順序が変わったとのこ。

現行車タイガー800がシリンダーが横から1-2-3気筒と順番に点火していたのですが、1-3-2気筒の点火順序に変わったとのこと。

この変更によって低回転でのトルクや立ち上がりフィーリングの改善と若干のマフラー音の音質を変化させる効果があるようです。


現行モデルで排気処理の触媒がエンジン横にあったのですが、写真では見えませんね~
マフラー本体のサイレンサー内に移動したのかもしれません。

⇒後日、実車を見たら、スイングアーム横あたりに隠されていました。

そして、エンジンマウントは現行車に対して、より低くより前側にズラした配置となっています。
エンジンからの排熱が熱すぎて夏場はファンが回ると恐怖だったのが、今回ラジエターが左右分離となりファンの向きも現行より外側向いているので、もしかしたら熱さが改善されたかもしれませんね!
あ! タンデムステップの取付部がフレーム溶接ではなくてボルト取付けタイプに改善されてます。タンデムステップを外すことができるようになったんですね~

転倒時にタンデムステップからメインフレームを変形させるリスクも少しは減らすことができそうです。

こんな姿がサイドミラーに映って、三気筒サウンドが聞こえてきたら道を譲って上げたくなります。結構押しの強い面構えです。

制動能力

現行モデルを踏襲でしょうか?
前後とも信頼性のあるbremboです。





スイングアームは現行と似てますがデザインは若干変わってます。アルミ製だと思います。
但し、リアサスに直接泥水が掛かるのは改善されていないような気がします。(ボソ)


足つき性とシート

現行車に対して、シート高ほぼ同一、日本人に優しい780mmぐらいのシートも設定されるはずです。(シートで調整なのか、サスペンションからいじるかは不明)

但し、シート幅は先端が細くなっているようです。カタログ上は同一の数字だとしても実際に跨った感じは低く感じるのではないでしょか?


シートを脱着する際のキーシリンダーはシート下のサイドに移ったようですね。
現行車はテールランプ下でした。

操作スイッチ類

たくさんのスイッチがあります。当方所有のTIGER800(無印)から比べるとびっくりするほどです。

右側にある赤色スイッチはスターターとキルスイッチが一体化になったタイプです。
スイッチとは関係ないですが、ブレーキフルード液がレバー一体のマスターシリンダーから別体カップタイプになってます。
個人的な意見ですがレバー一体タイプのが好きです。





オートクルーズセットとリセットは左側にレイアウトされてます。


シートヒータも装着されることは確定ですね。



灯火系

時代の流れに逆らうことなく、もちろんフルLEDで決まりです。(笑)



その他

ナックルガードやガソリン給油口もデザインが少し変わりました。
右側にハザードスイッチも見えますね~(スイッチ増設は不要ですよ!)


トライアンフのマークが所有する満足感を醸し出してます。



アクセサリーソケット

現行車はキーシリンダー横にあったアクセサリーソケット! 新型ではメーター下の奥まった部位に位置が移りました。USB変換アダプタ付けてスマホホルダー近傍に配線するには新型の方が良いかもね!

全体シルエット

やっぱカッコいいです。



実用的なことを言っちゃうとナンバープレートから下の空間があり過ぎて、雨天走行時にリアの羽あげた泥水が上に舞い上がりトップケースに降り注ぐ例の現象はTIGER900でも起こるかも...



サイドスタンドが直線的ではな”く”の字となってスプリングが外側に変わってます。
現行TIGER800はサイドスタンド状態で下り坂に停車すると、勝手にリリースして外れやすい(≒立ちごけ)ので1速に入れておくのがMUSTです。

この形状に変更されたので少し改善されていると嬉しいですね。





TIGER900素敵です!

ベースモデル(イギリス本国仕様)

• 全幅:830mm
• 全高:1460mm
• ホイールベース:1556mm
• キャスター角:24.6°
• トレール:133.3mm

• シート高:810~830mm
 但し、LOWモデルを選べば760mm
• 乾燥重量:192kg

• 燃料タンク:20L
• 排気量:888cc
• 馬力:95PS/8750rpm
• トルク:87Nm/7250rpm

• FRブレーキ:320mm/ブレンボ製
• RRブレーキ:255mm/ブレンボ製

•FRタイヤ:100/90-19
• RRタイヤ:150/70R17


公式ホームページはこちら

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