ルネッサのバッテリーとプラグ交換

4DNのエンジンは高回転まで意外と回る

ルネッサのキャブレターの調整を今まで腰据えてやった覚えはない。ブログ主の初号機SRV250Sは夏でも冬でもチョーク引かずにきっちりエンジンが掛かることが多い。

始動性はすこぶる良好! 調子こいて高回転維持するとエンジンに良くないのでここ一番の時しかレッドゾーン近辺まで回すことないけど…(笑)

それに引き換え4号機ルネッサは夏冬問わずチョーク引く方が始動性は良い気がしていた。高回転までストレスなく回るのはSRV250Sである。

キャブ調整やエンジン腰上分解時にポート研磨やバルブすり合わせ、タペット調整等々、納得できるまでやってくみ上げたのが2012年頃なので今から12年前の調整が崩れずに維持できているのは4DNの素性の良さであろう。

一方、ルネッサはレッドゾーン直前で回りにくい感じを受ける。濃い燃調の症状と思われる。実際燃調は濃いのであろう。

以前一度だけプラグを見た際に白っぽいというより、黒く色が付いている状態。いわゆるガスが濃い状態であった。

もしかして エンジン腰上分解?

前置きが長くなったが、そんなルネッサがある事情、ガソリンがキャブからシリンダーに流れてしまった状態で(≒多分プラグ先端がガソリンで濡れている状態で)、エンジン掛けようと何度もセルを回したので、プラグかぶりとバッテリー空っぽ状態となってしまった。

仕方ないので、まずはプラグが前オーナー時のものが付いていたので、それよりはよい状態のプラグに変更しようと試みた。ここで事件発生!なのである。

交換したプラグが粗悪品だったかトルクレンチの設定値を間違えたかは、訳あって今となっては明確にはわかりませが(その部分はブログ主の作業じゃなかったので…)

プラグ取り付け過程で、プラグ先端のネジ部がシリンダーヘッドに残ったまま、ネジ切れてしまった。(とのことです)

これはただ事では済まないのでは? と不安が過る。最悪の場合エンジンヘッド分解して丁寧な処置をしないと、残ったネジ山取る時に鉄くずやプラグ先端の鉄くず等がシリンダー内にポロリと落ちることになる...とか最悪のことを考えてしまった。

スクリューエキストラクターが欲しい

こんな時は専用工具を買うに限る。ありものの道具を使ってシリンダー内に鉄くず等がおちるのは避けねばなりません。(笑)amazonで一番安そうなやつを購入しました。注文して翌日に届く文明社会に感謝!

Amazon:スクリューエキストラクターのリンクはここ

届いた品はこちらの写真です。サイズ違いがたくさん入っていて700円くらいでした。

取り出しオペ開始!

このドリルをシリンダーヘッドのプラグホールに残ったネジ山中心にぐっと押しつけ、2~3回金槌で叩きます。少しずつエキストラクターがネジ中心部に食い込みます。

その後ソケットレンチでネジと逆側にググっと力込めて回していくと、コツン♪と音がしてネジが回り始めました。摘出オペ成功です。

これでエンジンヘッド分解とかやっかいなことにならずに済みました。(笑)

その後、別途準備していたイリジウムプラグを装着して無事にプラグ交換は完了!

全てが順調

更に、バッテリー復活のパルス充電器が使えない状況だったので新品バッテリー(雷神)を取り付けます。昨夜のうちに補充電も完璧な状態で持ち込みます。

雷神バッテリーはXR250に搭載して、感触や出力が良いとの感触を得ていたので、ルネッサにもこのシリーズを選択してみました。
この新品バッテリーは自宅配送直後で電圧が12.8Vとしっかり充電されたものでしたが、長期運用前のおまじないを掛ける意味で、しっかり昨夜しっかりと補充電しておきました。
そして、突入電流増強グッズ(秘密の丸い筒...)も実装しておきます。

エンジン始動の様子

チョークも引かずに4~5日エンジン動かしてない状態から一発でこのとおり。
これでもう安心かな~

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