ミクニ製キャブレターを完全分解
手元には部品取り用のキャブレターがあります。オークションで1500円(送料込み)程で2年前に入手したものです。 ここから、使えそうなパーツを拝借しているのですがほとんど分解してしまいました。 最後まで分解せずに残っていた部分を今回はやっちゃいます。
残る部品(パーツ)は
- チョークを引いた時に稼働する部分(①)
- スロットルワイヤーで回転する弁の部分のみとなりました。(②)
なかなか①②を見ることはないと思いますので参考までにアップしておきます。
①チョーク稼働部位
チョークワイヤーを引くとこの棒状の部位が引っ張られるようになってます。
おお! バネが入ってますね。 チョークを引くと、棒状の部位が引っ張られ、内部でバネが圧縮されます。バネの反力で棒状の部位が戻る機構のようです。
このまま引っ張り出しました。
なかなか見ることがない部品ですよね。(ここまで普通はバラしません)
②回転する弁
取り外しました。円盤状の弁が軸の真ん中に挟まれて、ネジ止めされてました。
それにしてもキャブレターは小さなパーツの集合体で、機構それぞれが上手く助け合ってガソリンを回転数に合わせて適切に気化させる驚くべき仕組みだと改めて思いました。
昔の方はコンピューターやCADがない時代に良く考えて設計していたんだな~と思いました。
今の二輪車は電気仕掛けのインジェクション(FI)になって、気化装置(噴射装置)としてはずいぶん簡素化(コストダウン化?)されました。
この先15年も経てば、ガソリン気化装置なんで無縁で電池とモーターで2輪車が走っているのでしょうか? それはそれで乗ってみたいですね。
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